2019.04.30 元号跨ぎ欧州旅4日目(1) マルセイユ・イフ島 [海外旅行]
マルセイユの東横インで朝7時過ぎに起床。
目の前はこれから何か新しいものが作られるようで、朝早くから作業員が何人かいる。
左側に凱旋門。正面の丘の上にはノートルダム・ドラギャルド聖堂。
マルセイユの東横インも朝食付きだが、ここはフランスだからか和食がない。
パンとハムとチーズ中心のヨーロッパでありがちな朝食スタイルだった。
8時半にチェックアウトして、移動の電車の時間が夕方ということもあり、荷物を預けてマルセイユの街に出た。
凱旋門をくぐってマルセイユの中心街へ。
門の両側の彫刻が緻密。
そして、9時過ぎにマルセイユの港に行くと、朝市が開かれていた。
それにしても雲ひとつないいい天気。
9時半発の船でイフ城(Château d’If/シャトーディフ)を目指す。
ひとまず、マルセイユの街を後にした。
港には多くのクルーズ船が停泊し、リゾート地な雰囲気。
さらに古い建物があったり、大きな教会がいくつもあったり、要塞のようなものが残っていたり、郊外にはフェリーターミナルがあったり、マルセイユの港周辺の景色は単純ではない。
20分ほどのクルーズで前方に城塞のある島が見えてきた。
イフ島で下船。
全員降りるかと思いきや、半分もいない。この船はもう一つの島を経由してマルセイユに戻るので、もう一つの島(Frioul/フリウル)の方に行く人が多いようだ。
イフ城は、1529年から建築が始まった城塞とのこと。
島のチケット売り場でもらった日本語のリーフレットにそのように書かれている。
目的はフランス王国の防衛。
そして、1580年からは政治犯収容所・監獄としても使われ、王政に反対したり、ナポレオン体制に反対した多くの人達が収容されていたという。そして最後の囚人は第一次世界大戦のドイツ人捕虜だったそうだ。
日本語にも訳された小説「モンテ・クリスト伯」の舞台にもなったそうである。
繁殖の時期のようで、巣で卵を温めているカモメもいた。
1時間弱の滞在でイフ島を後にした。
イフ島から10分ほどで次のフリウル島に到着。
ここで多くの人が下船したが、私はそのまま乗り続けてマルセイユに向かう。
子供達が多く下船して、ここは遠足にいいところなのだろうか。
再びイフ島を通り過ぎてマルセイユの港に戻る。
“CORSICA Linea”と書かれたフェリーが見えるが、コルシカ島に向かう船だろうか。
こうして11時半にマルセイユの港に戻ってきたが、出発した時よりも多くの人で賑わっている。この日は平日火曜日だというのに、休日な感じの人が多いように見える。
イフ島に行く船の切符を買うところで、私が買った時は数人しか並んでなかったのが、この時間は長い列。朝一番でイフ島に行って良かった。
この後、丘の上の教会とマルセイユの市街地を歩いて回った話。続きは次のページで書きます。
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