2019.05.18 静岡の城・御朱印めぐり1日目(1) 久能山東照宮 [国内旅行]
今回から5回の予定で、静岡中西部の名城と御朱印めぐりの話に入ります。
久しぶりに高校時代の先輩と城めぐりをすることになった。静岡東部も1年前に同じ人とめぐっているので、今回は静岡の残り西側をめぐる形になる。
静岡のお城は、徳川家康が絡んでいるところが多い。果たして、どのくらい徳川家康に挨拶できるだろうか。
朝6時に自宅を出発して、ほとんど渋滞なく東名高速を進み、足柄SAで朝食休憩をとってさらに西に進む。天気良さそうに見えるが、富士山は完全に雲が被った状態で全く見ることができなかった。
9時半過ぎに日本平の駐車場に到着。
久能山東照宮に向かうロープウェイがちょうど出たところで、時刻表上は15分待たなければならないところだったが、私たちの後ろにすぐ列ができたので、10分待たずに続行便を出してもらえた。
ロープウェイに乗って目的地に行くというと、普通は山の上を目指すものだが、日本平の駐車場が久能山東照宮よりも高いところにあるので、ここでは逆に下り坂のロープウェイで向かうことになる。
ロープウェイを降りて、歩いてすぐ参道に合流する。
ここでは、御朱印は参拝前にお願いする方法で、御朱印帳を出して境内を進む。
拝観料は、ロープウェイと東照宮博物館のセット券で。
参道の両側に竹筒が置かれているが、この時期、竹筒に明かりを灯す夜のイベントが行われていた。
金ピカの狛犬を置いて、家康の権威付けというところか。
ここには五重塔もあったという。
神仏習合の時代は神社にも塔があったりしたものである。
石灯籠に混ざって、青銅の灯篭も。
神楽殿に家康像(東照大権現像)。
静岡はプラモデルの街。
多数のプラモデルが奉納されていた。
本殿の装飾が見事。
1617年、家康の死後に徳川秀忠が、当時あった久能城を廃してここに東照宮を建てたのが始まりである。久能城は元々は武田氏が築いた城で、武田氏滅亡後は徳川氏のものとなった。
徳川家康を祀っている東照宮は全国にあるが、ここが東照宮の始まりとされる神社である。
日光東照宮と同様、社殿からさらに奥に繋がる道がある。
階段を上ったところに神廟と呼ばれる家康の墓所がある。
日光東照宮もこれ以上の大きさの神廟が奥にある。
最初は小さな祠だったが、徳川家光の時代に石造りになったそうである。
家康の愛馬も神廟の隅に葬られていた。
ロープウェイで帰る前に博物館へ。
家康にまつわる備品類が展示されていて、すべて撮影禁止。
家康の時代は外国からの文化も流入していたので、当時の洋物の時計や鉛筆なんてのもあったのは驚き。
東照宮の博物館前から駿河湾の眺めがいい。
コーラまで徳川の家紋入り。
買って飲んでみたかったが、売り切れだった(涙)。
久能山東照宮の御朱印。
私にとって、元号が令和になって最初の御朱印拝領はこの神社となり、貴重な思い出になった。
この後、駿府城と近くの浅間神社に行きます。
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