2019.10.11 秋の山陰旅1日目(1) 米子空港から美保関 [国内旅行]
10月の泊まり旅は山陰へ。四国へは今年1月に愛媛県のお城を廻ったし、九州へは2月に長崎に行ってて、中国地方は3月末に岩国に出かけている。近畿は8月に滋賀県、中部も8月に岐阜、そして北陸も8月の旅行で行ってきた。さて、どうしようか。
というわけで決めたのが、山陰方面。何度か山陰に出向いているが、これまでは全て夏に訪問していて、暑くない時期の山陰を知らないので行ってみることにした。
出発は羽田空港から。
朝6時過ぎに到着したが、早朝からこの混雑ぶり。
翌12日は全日空の国内線が台風接近で全便欠航になるとのことで、早めに地方に行こうという人が多いようだ。
6時50分発の米子行きに乗る。
離陸してすぐ雲の上に。台風が接近しているからか、到着少し前までずっと雲の上だった。
富士山も見えず。もしかして、逆側の席だったら見えたのかな。
そして、着陸少し前の鳥取県に入ったところでやっと陸地が見えてきて、左手に中国地方で標高が一番高い大山も見えてきた。
ほぼ時間通りの8時過ぎに米子空港に到着。
正式名は米子鬼太郎空港。空港内は鬼太郎と目玉おやじがあちこちにいた。
8時半にレンタカーを借りて、目指すは島根半島の先端。
空港を出発する時点から正面に山が見えて、そこはもう島根半島である。
米子空港から30分ほど走らせて島根半島の車が行けるところの限界に到着。
岬の正式名称は地蔵崎。灯台の名称は美保関灯台。
1898年に建てられ、当初は地蔵埼灯台という名称だったが、地蔵埼という名称が各地にあるため美保関灯台という名称に変更されたという。
地蔵崎は美保神社の境内の一部でもある。
この先に隠岐の島が見えるのだろうか。
晴天なのに肉眼では確認できなかった。
竹島は島根県です。
反対側の展望台から見ると、大山がうっすら見えた。
車で5分ほど道を引き返すと、美保神社周辺の宿場街に入る。
港には再建された常夜灯。
かつては日本海廻りの北前船が寄港するなどして周辺は栄えたのだという。
今は港としての役割は対岸の境港に移って、隠岐島や韓国の束草などに行ける。
美保関の街の中心に美保神社。
えびす樣の総本宮という位置付けにある神社である。
大国主の御子神で、海上安全、商売繁盛以外に、音楽、学業の神様ということで、音楽もやっている私としては何とかあやかりたいものである。
神社としては、平安時代よりも前から存在するようである。
拝殿は昭和3年(1928年)の造営。後ろの本殿は江戸時代後期の1813年の再建。
ここで音楽の奉納がよく行われているらしいが、一度は聴いてみたいものである。
美保神社で御朱印帳を購入した。
美保神社の御朱印帳を開くと、最初の見開きは由緒書きになっている。
更に次のページに御朱印を書いていただいた。
美保神社の狛犬は陶器製で、木製の台の上に乗せられていた。
青石畳通りを歩いてみることにした。
狭い通りに古い街並みがずっと続いているところだった。
美保神社に参拝する人たちや港に立ち寄った人たちが泊まる宿場が並んでいた。
美保関を後にして境港に戻る途中にあった男女岩。
左側が男性を表しているようだが、小さいなぁ(笑)
この後、鳥取県に戻って境港へ。
続きは次のページで書きます。
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