2019.11.30 日帰り房総旅(1) 橘樹神社・玉前神社・大多喜城 [国内旅行]
毎年この時期になると、千葉県内のJR全線と一部の他の鉄道、観光バス路線が2日連続乗り放題の切符が出る。例年なかなか使うことができないまま有効期限を迎えていたが、今年はなんとか使う機会を確保して、プランを組んでみた。
まず、千葉県内の神社を巡るのに使用していた御朱印帳が先日で表裏全て埋まったので購入する必要があったので、御朱印帳を出している神社から先に回る必要がある。あと、千葉県内で日本100名城または続100名城に指定されている城の中で、まだスタンプを押しに行っていないところがあり、そこにも行くことにした。
というわけで、プランに従っての旅スタート。
千葉から外房線の電車に乗って、本納(ほんのう)で下車。
駅から10分ほど歩いて橘樹神社(たちばなじんじゃ)に到着。
境内で手を洗って、拝殿に向かう途中で、ネコちゃん大漁。
神社でちょうど朝ごはんの時間で、ネコちゃんが多く集まっていた。
この時点で、ちょうど午前9時を過ぎたあたりである。
上総国二宮に位置付けられている歴史の長い神社である。
神社でお約束の鈴を鳴らしたら、ネコちゃんが1匹駆け寄ってきた。
御朱印をお願いしたが、予定が立て込んでいるとのことで、書置きの紙でいただいた。
お願いしている間に社務所の窓口からこのネコちゃんが出てきた。
「最近、子どもが生まれたので、たくさんいます。参拝客に可愛がってもらっているので、皆なれてますよ」とのこと。
朝からひなたぼっこのネコちゃん達。
私の膝に乗ってきたのもいた。
「よろしければ、御朱印書きましょうか」
と宮司さんに言われたが、今回は書置きの紙で大満足です。ネコちゃんの相手ができれば大満足。
次の機会に書いていただきたいと思ってます。
1時間以上いても飽きないぐらいネコちゃんの相手ができる神社。
前回2,3年前に参拝した時は、大きなオス猫を1匹見ただけだったが、知らない間に大家族になっていた。
この先の列車の予定もあるので、到着してから30分ほどで神社を後にした。
本納から9時40分過ぎの電車で次の下車駅・上総一ノ宮へ。
途中の茂原で、特急に抜かれるために10分近く停車時間があり、移動に30分近くかかった。
上総一ノ宮駅のある一宮町は、2020年の東京オリンピックでサーフィンの会場に指定されている。
上総一ノ宮駅から歩いて10分もしないところに、上総国一宮の玉前神社(たまさきじんじゃ)がある。
戦国時代の戦火で社殿や宝物、文書を焼失してしまったため、創建がいつなのかが分からないというが、上総国一宮と言われるぐらいなので、平安時代の時には既に存在していたことになる。
北条政子が安産祈願に訪れていたり、徳川家康が神田を寄進していたりと、歴史上の人物とも繋がりのある神社であったのは確かなようである。
社殿は戦国時代の戦災の後に里見氏によって再建され、現在の建物は江戸時代に入って1687年に再建されたもの。
境内のさざれ石にしめ縄が巻かれて、しっかり保存されていた。
玉前神社で御朱印帳を購入した。
色は3種類のうちから朱色を選んだ。
書置きの紙でいただいた橘樹神社と玉前神社の御朱印。
上総一ノ宮駅から駅名の由来となった神社へ向かう道に和菓子屋さんがある。
一宮町のゆるキャラ・一宮いっちゃんが描かれたどら焼きを買って、次の電車が来る前につまんだ。
どら焼きには、いっちゃんが焼印されていた。
この後、上総一ノ宮から大原へ。
大原からは、いすみ鉄道に乗って、大多喜に向かいます。
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