2020.02.10 冬の台湾旅3日目(3) 鹿港から台中、台北へ [海外旅行]
鹿港の街歩きはまだまだ続く。
細い通りに沿って進んでみることにした。
鹿港の名産の一つにカラスミがある。
昭和な雰囲気が漂うお店もある。
日本の統治時代に建てられた鹿港公会堂。
台湾でも日本のキャラは受けがいいようである。
細い路地を抜けると賑やかな通りに出る。
ここが、鹿港観光の1番の目玉である天后宮。
地方のさほど大きくない街で、月曜日の昼間でこの賑わいぶりである。
1591年に台湾で最初に建てられた媽祖廟である。
中国大陸から媽祖(航海の女神)像を迎えたお寺は台湾本島ではここだけだという。
参拝客の絶えないお寺である。
天后宮周辺はカキを使った料理屋ばかり。
私はカキ食べられないので、この街は食べるところに苦労する。
カキが美味しい鹿港の街で昼食に牛肉麺。お店の名前が清一色だなんてなんだか縁起がいい。
そのお店の向かいに台中行きバスの乗り場があって、ここから台中に戻った。
台中行きのバスは、1時間ほどで台中の市内に入り、そごうの前で降ろさせてもらった。
日系のデパートはどんなものやらと、30分ほど店内を歩き回って台中駅までバスで移動。
台中駅近くのホテルに荷物を引き取りに行くため、緑川で下車。
この時点で、台北へ向かう電車の出発30分前。時間があればこのあたりを少し散策したかったのだが、素通りして終了した。
9時間ぶりに台中駅に戻ってきた。
古い駅舎は何も使ってないけど、今後どうするつもりだろうか。
台中駅周辺は最近高架化されて、以前の線路が一部そのまま残っている。
台中を17時台に出発する電車は北行きも南行きもそこそこある。
高速鉄道ができたからか、自強号などの特急電車が随分減ったようにも見える。
台中を17時27分に出発する自強号は台北の先の南港まで行く。
車両は東海岸線で主に使用されている日本製のプユマ号仕様。この車両と同型が、数年前にカーブをスピード落とさずに曲がって脱線事故起こしたよな。
席が窓側だったら、車窓を撮れたのだが、通路側に割り当てられたため、何も出来ず。
この特急は、速く走れるメリットを生かして、台中の次の停車駅は桃園。途中に新竹というそこそこ大きな街があるのにそこも通過にしてしまうとは大胆な運行である。
台中から1時間半経った19時過ぎに台北に到着。
在来線ルートだけでもこんなに速く到着できるとは思わなかった。
この後、台北の街中でもランタンのイベントが行われているということで、会場に行ってみた。この日の話はまだ続きます。
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