2020.02.22 春の伊豆旅1日目(1) 伊東 [国内旅行]
これまでに日本各地あちこち出かけてきたけど、離島以外の主だったところで行っていないところとしてまず挙げられるのが伊豆。熱海、三島、沼津には行ったことあるけど、それより南にはまだ一度も行ったことがない。行くタイミングを探っていたら、河津桜の時期と重なって今回ということになった。
今回の旅のスタートは東京駅から。
朝7時30分発の踊り子101号で出発する。
出発前に一番前に行くと、隣に出雲市と高松から来た寝台特急のサンライズが止まっていた。
車番からして30年以上前に製造されたタイプである。
行き先表示もデジタルなものに変更される中、巻き取り式を保っている。
行きの座席はグリーン車を選んだ。
クレジットカードのポイントを使って、普通車の料金でグリーン車に乗れる特典があり、それを今回の旅の同伴をしている母親と私とで乗車。
東京を出て、品川、川崎、横浜と停車して、乗客が徐々に増えていく。
大船を出ると右手に見えて来たのは大船観音。
平塚の手前で相模川を渡るときに富士山が見える。
小田原の市街に入ったところで見えた富士山が一番大きかった。
小田原ではロマンスカーと並走。
小田原を過ぎると、右側は山の景色。
ここまでの停車で少しずつ増えていって、グリーン車もだいぶ埋まってきた。
新幹線と並走するところは熱海。
ここまでで新幹線に何回追い抜かれたことやら。
熱海で少し下車して、それ以上にまた人が乗ってきた。
東京からに限らず、静岡や名古屋からの乗客の需要もあるということだろうか。
熱海から単線の伊東線に入る。
網代で伊東から来た電車と行き違い。
伊豆急行の車両がJRの区間も走るんだな。
9時15分伊東に到着。
東京から1時間45分の鉄道旅はここまで。
降りる客がそこそこいて、この先に向かう乗客もいて、車内は混み合っていた。
初めての伊東。
天気の良い日に当たって良かった。
駅で大きな荷物を預けて身軽になり、バスの市内1日乗車券を購入して伊東の御朱印巡りスタート。
市役所方面のバスに乗って10分ほどの大原町で下車。
バス停から歩いて数分で仏現寺に到着。
鎌倉時代に日蓮が伊豆に流され、この地で3年過ごしたという。
その地に建てられた日蓮宗のお寺で、旧本山の格付け。
お堂の天井絵が見事である。
境内の河津桜はもうだいぶ散ってしまっていた。
今年は咲くのがかなり早かったようである。
境内から伊東の市街の眺めが良い。
麓からお寺の境内までの階段にお雛様を飾る行事があったようだが、今年は展示が見送られた。
伊東市役所に置かれているとのことだったが、土曜日ということで市役所の中も見ることができず。
仏現寺の御首題。
しっかりとした御題目をいただけた。
次に向かった先は、坂道を下って葛見神社。
何とも立派なクスノキが境内にあった。
樹齢は1000年を超えているとされる。
神社は平安時代の延喜式に漢字の表記違いで載っているそうで、歴史は古い。
伊東市内で神社をもう1つ回った。葛見神社から歩いて5分ほどの音無神社。
平治の乱で平家よって伊豆に流された源頼朝と伊東祐親の娘・八重姫との出会いのゆかりの場とされる。後の「曽我物語」にも書かれている話でもある。
伊東市内でいただいた2社の御朱印。
この後、伊豆高原方面にバスで向かいます。
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