2020.08.15 山口旅4日目(3) 下関郊外の神社めぐり [国内旅行]
角島大橋を抜けて日本海に沿って下関の市街に向かって30分ほど走ったところに大きな鳥居。
ここから神社の社殿までの坂道がきつかった。
坂道を登った先にあるのが福徳稲荷神社。
社殿から日本海の眺めが見事で、しばらく眺めたくなる。
この神社にも千本鳥居があって、是非通り抜けてほしい。
歩いて10分ほどの下り坂だが、通り抜けた先は行き止まりで、上り坂を折り返さないとならない。
千本鳥居を通り抜けた先の景色が見事。
この時間に列車が通り抜けてくれたら尚良い写真が撮れたのだが。
山陰線はこの先の小串から先は本数があるのだが、小串から長門市に向けては閑散とした区間になってしまう。
良い景色を眺めながら、福徳稲荷神社を後にした。
この日の御朱印の受付は15時まで。早い時間に参拝したほうがいい。
川棚の市街地のはずれにある川棚神社に参拝。
応永年間(室町時代前期)に宇佐八幡から勧請して創建した神社とのこと。
「今日は、御朱印で訪れる方が多いですね」
と神社の方に言われたが、私のようにお盆休みで巡る人が多いのだろう。
福徳稲荷神社と川棚神社の御朱印。
川棚と言えば、温泉もあるし、瓦そばも有名。今回はどちらも体験できなかったが、次の下関旅の際は是非。
川棚からさらに下関の市街に向かうとあるのが杜屋神社。
カーナビだと線路を渡ってすぐと案内されるが、実際の参道は遠回りしなければならないので要注意。
平安時代の延喜式にも登場する神社で長門国三の宮という位置付け。
大内義隆が太刀を奉納していたりもする由緒ある神社だが、宮司さんは他の神社を兼務していて社務所不在で御朱印いただけず。
下関の市街地がだいぶ近づいたところで、安岡八幡宮に立ち寄った。
社務所と一緒になってしまった楼門。
平家追討でこの地に来た源氏によって鶴岡八幡宮の霊を勧請して創建したのが始まり。
江戸時代にこの地に移ってきたという。
安岡八幡宮で御朱印をお願いした時に、おすすめされた福江八幡宮にも行ってみた。
ここは流鏑馬神事が行われるところだという。
創建年は不明だが、歴史を感じさせる。
この日最後に参拝したのは中山神社。
幕末の攘夷派だった天忠組の主将だった中山忠光を祀っている。
1864年に暗殺され、墓所が後にこのように神社となったもの。
境内社に注目。
ここは満州国皇帝だった溥儀の弟・溥傑とその妻、娘を祀った神社もある。
宝物殿に一家にまつわる資料が多く展示されていて、見ることをお勧めしたい。
安岡八幡宮、福江八幡宮、中山神社の御朱印。
福江八幡宮の御朱印は、安岡八幡宮でいただいた。
こうして、無事に下関のホテルに到着してチェックイン。
しかし、この後車を返却しなければならないということで、ホテルにチェックインした後で再び下関の街に出た。旅4日目はまだ続きます。
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