2020.10.31 秋の沖縄旅1日目(2) 波上宮・識名園・首里城 [国内旅行]
漫湖公園(まんここうえん)から波上宮(なみのうえぐう)に行くのに歩くには少し遠くて、google mapで調べてもバスでの移動の検索結果に納得できず、タクシーで移動となった。古波蔵から波上宮830円。10分ほどで行けたのでいいショートカットになった。
鳥居が大きい割に、社殿はこじんまりとしている。
琉球八社の一つでその筆頭とされているのだが、こんなものなのだろうか。
沖縄戦で焼失した過去があり、戦前はもっと立派なものだったのかもしれないが。
前回参拝した時はご朱印帳に書いていただいたが、今回はコロナ対策で書置きの紙でしかいただけなかった。また、波上宮で管理している他の琉球八社の御朱印もいただけるようだが、「参拝してからいらしてください」とのことで(当然ですが)、今回は見送った。
波上宮に隣接した護国寺にも参拝。
真言宗の寺院である。
ここでは御朱印を書いていただけた。
次の場所へはバスで移動。
バスを待っている間に撮ったものだが、孔子廟が普通に存在するところが沖縄らしい。
バスに30分近く乗って識名園で下車。
那覇市内しか走らないバスって、240円均一前払い。
運賃高いなぁ。千葉県内だったら240円でそこそこの距離乗れるよ。
バス停から歩いてすぐの識名園へ。
ここから世界遺産のエリアである。
琉球国王の保養所であり、外国からの賓客を招くために造られた庭園で、18世紀の終わり頃に造られたという。日本の庭園を南国風にした感じと、中国風が合わさったように見える。
御殿の中に入ることができ、日陰にいると涼しい風が通り抜ける。
次に向かった場所は識名宮。
こじんまりとした神社だが、ここも琉球八社の一つで、琉球国王の崇敬を受けた神社である。
識名宮では御朱印を書いていただけた。
識名宮から首里城へ向かう道の途中にて。
この辺りは水が湧き出るところのようである。
識名宮から坂道を上って、これから坂道を下るところ。
那覇の中心街から外れると、このように坂道ばかりである。
こんな坂道の多いところに住宅街が形成されているなんて、日本では長崎とか尾道のイメージがあり、外国だとリオデジャネイロとかサンフランシスコとか、そんな街を思い出す。
坂を下ったと思ったら、ここからまた上り坂。
金城町の石畳道で歴史的な雰囲気を感じる道に入る。
坂の途中に大きな木と建物。
素通りしたが、この建物で休憩することもできる。
時々振り返って街を眺めるのも良い。
そして、守礼門に到着。
沖縄観光には欠かせない場所である。
坂道や階段を上り、いくつかの門をくぐって行くと首里城正殿にたどり着くのだが・・・
首里城正殿は、ちょうど1年前の火災で周りの建物と一緒に焼失してしまって、遺構しかない状態だった。偶然この訪問した日でちょうど1年。早い再建を強く願いたい。
正殿跡の後ろ側に初めて行ってみた。
正殿があった時の景色を見たことがないが、何とも物足りないと言うか間抜けな感じがする景色である。
首里城の周りは那覇の市街地である。
首里城から30分近く歩いて末吉宮へ。ここも琉球八社の一つである。
途中、このような中を通り抜け、本当にここに神社があるのだろうかと思わせる景色である。
街灯もないので日が暮れると真っ暗になって何も見えないので、日没後に行くことはお勧めできない。
岩山の周りをぐるっと回ったところにこのような社殿があった。
木々に囲まれていて、社殿は今日見た中で一番こじんまりとしている。
復元した社殿ではあるが、琉球国王が参拝していた過去がある神社なのである。
日が暮れて、本当は首里城のランタンイベントにも行ってみたかったのだが、歩き疲れて行く気になれず、パレットくもじのこの景色でランタンの雰囲気を味わって1日目終了。
ちなみに、この日歩いた距離は19.6kmとなっていて、今回の旅行で飛び抜けて最長距離だった。
2日目からは路線バスの旅がメインです。
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