2021.07.04 山陽旅2日目(2) 井原線の旅 井原から清音まで [国内旅行]
井原鉄道は国鉄時代に井原線として計画されたものの、途中で建設が中断されて平成に入ってから第三セクターで開業した新しい鉄道である。
そんな沿線で最大の井原駅で下車して、自転車を借りて神社巡りスタート。
自転車を20分ほど走らせて向かった先は縣主神社。
電動アシスト付きで助かった。
徒歩の場合は山の反対側に階段がある。
拝殿が意外と小さい。
そばでネコちゃん待機中。
拝殿も歴史を感じさせる。
縣主神社は創建年不明だが、奈良時代以前から存在するようで、再建の記録があるという。
縣主神社は絵柄の見開き御朱印が人気のようで、参拝する人はみんな返信用のレターパックを一緒に出していた。お預けして2-3週間ほどかかるぐらいの人気ぶりである。
私はお預けできる状態になかったので、初回ということで通常の御朱印を書置きでいただいた。
右の吉備大臣宮は縣主神社が管理していて、後で参拝することにした。
切り絵の御朱印は今話題なのだろうか。
ありがたくいただきました。
神社のネコちゃん、寄ってくるし、すりすりするし最高(^^)
縣主神社からの帰り道。
ここは甲山八幡神社の入口。
神功皇后の三韓征伐から戻る途中に立ち寄った説や、那須与一が屋島の戦いで着用していた兜を埋納した説など歴史上の話が豊かな神社である。
社殿は高台にあり、井原の市街地を眺めることができる。
御朱印はいただけるという話があったが、時間の関係で省略した。
井原で最後に参拝したのは武速神社。
1001年に今の市街地の南側にある山に創建し、南北朝時代に現在地に移転。
江戸時代の井原は一橋家の領地で、一橋家の祈願社だったという。
社殿も江戸時代からのもので、江戸時代後期に一橋家がお金を出して修理している。
武速神社の御朱印。
今回、井原で唯一御朱印帳に書いていただいた。
井原に戻って自転車を返却し、総社行きに乗って4駅の三谷で下車。
ここも高架上にある駅であるが、駅の外に出るのに階段しかない。
三谷駅に係員がいて、自転車を借りることができた。
10分ほど東の方角に自転車をこいで、向かった先は吉備真備公園。
公園内にある吉備大臣宮は、遣唐使として唐に渡った吉備真備を祀った神社。
ここ矢掛町は吉備真備の出身地である。
御朱印は井原の縣主神社でいただいた。
神社の西側には吉備真備の像も置かれている。
そして再び三谷駅まで戻ってきた。
自転車で片道10分ほど。歩いたら20分以上はかかる場所である。
1時間で戻って自転車使用料は100円で済んだ。
三谷から再び乗車。
高架に1両の車両とはなんとも寂しい。
しかし、乗った車両はそこそこの乗車率で、ボックスシートに座って車窓を撮るということはできなかった。
三谷から15分でJR伯備線との接続点にあたる終点・清音(きよね)に到着。
これにて井原線の旅は終了である。
乗客のほとんどは伯備線の岡山方面のホームに流れ、数分で来た岡山行きの電車に吸い込まれていった。
一方の私は、岡山行きとは正反対の総社方面のホームへ。
こちらは岡山行きが出て行ってから数分後に来た総社行きの電車に乗って移動。
この先の話は次のページで書きます。
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