2021.10.16 釧路根室旅2日目(3) 納沙布岬から釧路に戻る [国内旅行]
根室の市街地を自転車で巡った後は、駅前のバスターミナルから納沙布岬へ。
13時35分に出発した。
根室の市街地を抜けると、ひたすらこんな景色を制限速度の範囲でずっと進む。
歯舞(はぼまい)、珸瑤瑁(ごようまい)といった集落があるが、乗降が少しあるだけ。
ちなみに、北方領土に歯舞諸島があるが、かつてこの旧歯舞村に属していたことから名付けられている。
車窓に風車が多く見えてきたら終点が近い。
根室のバスターミナルを出て50分弱で到着。
観光客と思われる人が10人ほどは乗っていただろうか。
折り返しのバスの時間まで50分間だが、今回もこの展望台には行かなかった。
北方領土の早期返還を願って造られた「四島のかけ橋」。周辺は工事中で近づけず。
日本青年会議所が設置した「希望の鐘」。納沙布岬の周辺は北方領土の返還を願うものが多い。
右翼政治団体による石碑もいくつか見られる。
本土最東端の納沙布岬灯台。
灯台の裏側に行くと、その咲は海。
少し先に平べったく見える島は北方領土の歯舞諸島の一つである貝殻島。
北方領土は日本固有の領土です。
左手にうっすら見える島は択捉島か色丹島か。
納沙布岬のお土産屋さんでネコちゃんの相手をしてしまい、ここで時間を一番とってしまった(汗)
6年前にもここでネコちゃんの相手をしているが、白黒の模様が若干異なるので、前回相手したネコちゃんではないらしい。
ネコちゃんの相手をしていたらバス出発の時間ギリギリになってしまった。
15時10分に納沙布岬を後にした。
根室駅までもどり、帰りの釧路行きの列車の時間まで少しあったので近くの魚屋さんを見て根室駅に列車出発の15分前に戻ってみたら、改札に長い列。
話を聞くと、某大手のツアーで花咲線に乗るのがコースに入っていて、落石までの約20分間の車窓の旅を体験するのだという。
体験乗車するメリットって何かあるのかな?と思っていたら、東根室から落石までの間でエゾシカがあちこちに出没して、いるのが見えると乗客が盛り上がる。列車は時折警笛を鳴らして減速もする。この辺りはエゾシカの遭遇地帯なのだ。写真は?と言われそうだが、日没直後で写真をうまく撮れなかったのでここでは掲載しない。
こんなツアー客が大勢いるのに列車は通常通りの1両編成。
私はなんとかロングシートの部分に座ることができたが、立っている人もちらほら。
あと驚いたのが、このタイプの車両が根室まで乗り入れているのは初めて見た。
近いうちに廃車になるという噂もあるので、貴重な乗車体験だったかも。
16時12分に根室を出発して、18時51分に釧路に戻ってきた。
外は完全に真っ暗で車窓を楽しめる状態にない。
また、一部区間で携帯電話の電波も届かないところがあり、通信もできないという不便なところでもある。
これにて旅の2日目は終了。
翌日3日目は釧路駅から根室中標津空港までレンタカーの旅です。
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