2021.10.30 道南旅2日目(1) 函館・谷地頭から函館山麓を進む その1 [国内旅行]
旅2日目は6時過ぎの函館の朝から。
天気いいです。
朝食で有名なホテルに泊まっていて、6時半過ぎに会場に行くと早くも入場待ちの列。
10分ほど待ってテーブルに案内されて、あとはビュッフェ方式で取っていく。
ここは海鮮丼の具材作り放題、いくらも好きなだけ取れるのがいい。
8時半前にホテルを出て函館の街中へ。
正面に函館山。本当に天気がいい。
ホテルに一番近いところにある神社は豊川稲荷神社。
幕末に近い文久年間に創建となっていて、過去に何度か火事にあって現在のものは昭和15年築で、それまでは海向きに立っていたのが今は反対向きになっている。
朝市は今回は素通り。
翌日も立ち寄る機会がなくて、正直それは後悔。
朝市は15時で閉店なので、翌日の函館を離れる前のお土産探しは正直困った。
前夜に降り立った函館駅。
新幹線開業に合わせてか、以前より随分綺麗な駅舎に生まれ変わっていた。
函館駅のみどりの窓口でフリーきっぷを購入。
「はこだて縄文めぐりパスポート」という函館周辺の公共交通機関が2日間で1830円という破格の値段で出ていたので、それを買いに出向いた次第。レンタカー無しで函館に来たなら今はこのきっぷがお得。
新函館北斗駅に新幹線で着いたらこれを購入するのもアリである。
函館駅から市電に乗って終点の谷地頭へ。
先ほど購入したフリーきっぷも有効で、全国各地で使われているICカードでの乗車もできる。
谷地頭は閑静な住宅街。御朱印をいただけるお寺もあるが、時間の関係で省略。
他に谷地頭温泉という公共の浴場があって、その敷地内に立派なものが祀られている小さな神社があった。
谷地頭温泉に近いところにある函館八幡宮へ。
1445年の創建と言われていて、元々は洋館が立ち並ぶ辺りにあったが、明治に入って今の場所に移ってきたという。
現在の社殿は明治末期から大正の時代に改築されたもの。
境内社の鶴若稲荷神社にも参拝。
函館八幡宮で鶴若稲荷神社の御朱印もいただいた。
同じ人が書いているのだろうけど、両方で書体が異なるのがいい。
函館八幡宮の脇から続いている上り坂を進むと日蓮宗のお寺があるので行ってみた。
妙心寺から谷地頭周辺の街並みと函館の東岸の海の眺めがいい。
妙心寺は私の地元・千葉県市川市にある中山法華経寺の流れを汲む日蓮宗の寺院。
住職は法華経寺の荒業を経験済みで、今も毎日お寺で水行を行っていて、その部屋も見せてもらった。
更に凄かったのは大黒天に細かく描かれた法華経。先代の住職から書き続けているものだという。
(ここだけ撮影許可を得ています)
妙心寺の御首題もカラフル。
書置きのものだが、ありがたくいただいた。
妙心寺の後は、函館八幡宮を通り抜けて函館山の山裾に沿って西の方角へ。
洋館が並ぶ歴史的なところへ向かう途中にあるのは函館公園。
函館公園にポケモンのマンホールが置かれている。
函館市内ではここだけ。
西に進むとある大きな神社は護国神社。
明治維新後に戊辰戦争など江戸幕府軍と戦って亡くなった新政府軍を弔うために建てられたのが始まり。
函館護国神社の御朱印は書置きの紙でいただいた。
護国神社の鳥居前から函館の市街の眺めもまた良かった。
さらに西に進むと、函館山に向かうロープウェイの山麓駅。
ちょうど長期の定期点検で運休中だった。
この日は函館山に登る手段はタクシーか夕方から出る路線バスのみ。
ロープウェイが再開されると今度は路線バスが冬季の運休期間に入る。
この後も引き続き函館山の山麓を西に進みます。
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