2021.12.31 年末京都旅3日目(2) 宝塔寺から伏見稲荷大社へ [国内旅行]
竹田駅からバスに乗って坊町というバス停で下車。
京都の市バスも郊外に行くとこんな小さなバスになってしまう。
閑静な住宅街の中に宮内庁が管理している陵墓があるところがいかにも京都の郊外らしい。
まず最初に参拝したのは日蓮宗の宝塔寺。
本堂までの参道に小さなお寺が続くところが、宝塔寺の規模の大きさを感じる。
本堂に到着。
宝塔寺は平安時代前期に真言宗の極楽寺として創建され、鎌倉時代に日蓮宗の僧侶との法論で敗れて日蓮宗に改宗して現在に至っている寺院である。本堂は1608年に再建されたもの。
本堂の扁額が日蓮宗らしさを感じる。
境内の多宝塔。
室町時代に建てられたもののようで、京都市内に残る多宝塔としては最古のもの。
宝塔寺の御首題は書置きの紙での対応だった。
宝塔寺の後に伏見稲荷大社の方角に歩いて行くと途中にある石峰寺へ。
唐門をくぐって境内へ。
ここは江戸時代中期に創建の黄檗宗の寺院である。
拝観料と御朱印料を支払って境内の中を進む。
墓地の中には江戸時代中期に活躍した画家で石峰寺と縁がある伊藤若冲の墓と、裏手の竹林に五百羅漢が置かれている。五百羅漢は撮影禁止ということでここには載せない。
石峰寺の御朱印。
宝塔寺も石峰寺も高台にあり、住宅街を見下ろせるところにある。
石峰寺から歩いて10分ほど歩いてJRの稲荷駅へ。
駅前から伏見稲荷大社の参道が始まる。
楼門は1587年に建てられたもの。
楼門をくぐったところの外拝殿にはお酒がたくさん奉納されていた。
さすが酒どころ伏見である。日本のお酒・月桂冠も伏見だよね。
東丸神社は江戸時代の国学者・荷田春満を祀っている。
大晦日の午前11時前だが、参拝客は思ったよりいただろうか。
この多さなら初詣は大混雑するんだろうな。
拝殿で参拝後は世界的に有名な千本鳥居の方向へ。
鳥居の中は一方通行とは言え渋滞気味。
途中で集合写真撮ろうとしている人もいるぐらいだからな。
途中から鳥居が小さくなって二手に分かれるが、ここも一方通行で右側通行なので進まない。
途中から外を見るとこんな感じ。
様々な人がこの神社に奉納している。
千本鳥居を抜けたところに奥社。
奥社から先、山に登るコースが続くが、この先も行くところがあるので今回はここで折り返すことにした。
奥社からさらに奥の一之峰を目指す人が多いからか、帰りの千本鳥居はガラガラ。
伏見稲荷大社からは拝殿を通らずに北側の参道から出た。
(拝殿を正面にした参道は西側から)
こちらの参道はあまり人が歩いていない。
この後、東福寺まで歩きます。
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