2022.01.09 鹿児島旅2日目(3) 知覧城、武家屋敷 [国内旅行]
知覧に来た目的は、日本続100名城に認定されている知覧城を見るため。
スタンプは神風特攻隊の資料館に隣接したミュージアム知覧で押した。
シラス台地の浸食地形を利用した空堀が特徴の城跡である。
ミュージアム知覧から車で5分ほど移動で知覧城の跡地へ。
空堀の底を進んで本丸に向かう。
切り立った崖が特徴の城跡で、すぐ右手の崖の上が本丸だが、行き着くには遠回りしなければならない。
シラス台地の特徴なのだろうか、あまり地盤が良くないらしい。
ここから本丸にショートカットできると思ったのに。
知覧はずっと島津氏やその系列の佐多氏の領地だったところで、一時期豊臣秀吉によって場所替えされたが、江戸時代に入って再び佐多氏の領地になったものの、関ヶ原の合戦の頃には廃城になっていたそうである。
年月が経つと、空堀も木が生い茂る。
崖の上にある本丸跡はこのように整備されている。
本丸の周りもこのように土塁で覆われていたようである。
本丸の中でもこのように窪んでいるところがいくつかあったが、ここに建物でもあったのだろうか。
今回はこの本丸にしか足を運ばなかったが、このような切り立った崖の上に立つ城跡は他に例がなさそうで、続100名城に認められたのも理解できる。
知覧城跡から更に車で数分移動して、南九州市役所の駐車場に車を止め、武家屋敷の通りへ。
通り沿いに公開している庭園がいくつかあるが、入場券は通りの入口のお店で購入。
あと、日中はこの通りに車は入ってこれないので、安心して歩けるのがいい。
南国を感じさせる知覧の武家屋敷群の通り。
公開しているところは7ヶ所あって、いずれもじっくり見ることができた。
枯山水のような雰囲気があるというか、南国らしいというか、知覧らしいと言うか。
ほとんどの庭園が、実際に今も住われているところなので、騒がしくするのと、指定されたところ以外の場所に入るのは厳禁である。
現在残っているのは、江戸時代前期から中期のもののようである。
ここにもかつては武家屋敷があったのかもしれないが、今は公園になっている場所。
通り沿いにある。
知覧の武家屋敷一帯で大河ドラマの撮影も行われた。
休憩の一杯は知覧茶を。
通り沿いの御宅入口にかっぱ。
この先は立入禁止。
イベント本番まで待機中の西郷どん。
武家屋敷の通りの一つ北側を車が通っている。
鹿児島からのバスも1時間かけてこの通りまで来る。
水路には錦鯉も泳いでいて、歴史的な街を感じさせる。
知覧は、実に20年ぶりの訪問である。
知覧城だけは今回が初めてだったが、当時とあまり変わっていないような記憶がある。
この街並みが日本遺産にも認定されていて、今後もこのような街並みが続いてほしいと思っている。
この後、車返却のために指宿へ。途中、寄り道もします。
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