2022.01.09 鹿児島旅2日目(4) 青隆寺、薩摩今和泉、夕暮れの指宿 [国内旅行]
知覧から指宿までの帰り道、意外と上り下りの多い道だったもので、途中の千貫自然平というところで運転休憩することにした。
千貫自然平の展望台からの眺め。
ここは鹿児島市(喜入町)と南九州市(頴娃町・えいちょう)の境目付近の尾根にあって眺めがいい。
北は桜島が見えるし、東は大隅半島、そして南を見ると開聞岳が見える。
知覧の茶畑から見た時に開聞岳は見納めかと思ったが、ここでまた見ることができるとは思わなかった。
千貫自然平の展望台から車で15分ほどの移動で山の中のお寺に到着。
ここは真言宗の青隆寺。
参道から真新しさを感じるが、このお寺は1990年に指宿市内で創建し、2000年にこの地に移転して本堂が完成という歴史そのものも新しい。
鹿児島は明治維新の時に廃仏毀釈の風潮があってお寺が一時期無いぐらいだったため、再興したり新しく建てられたお寺があまりないようである。
見事に金ピカな金堂。
こちらが2000年に建てられた本堂。
本尊は大日如来で、様々な仏像が置かれている。
訪問時、中で法要が執り行われていたため、中で参拝することが叶わなかった。
境内の庭園もまた整っていて見事である。
本堂の奥に観音堂と大師堂があって、参拝ができる。
こちらにも様々な仏像が置かれているが、内部は撮影禁止。
青隆寺の御朱印。
今回の2泊3日の旅で、唯一お寺でいただいた御朱印である。
山の中にある青隆寺から車で海まで下りたところにあるのが道の駅・いぶすき彩花菜館。
建物の裏手に派手な色付けをした郵便ポストが2つ。
ただし、このポストは今は郵便物を扱っていない。
手前に見える市街地は指宿市だが天璋院篤姫の出身地である今和泉。
車を返却する指宿駅は一つ山を越えたところになる。
「篤姫ゆかりの地」の看板に従って進み、駐車場入り。
ここから歩いて薩摩今和泉駅を目指すことにした。
駅に行ったらもっと何か情報があるのかと思って。
駐車場から歩いて数分の薩摩今和泉駅に到着。
駅員がいない無人駅で列車が来ない時間帯はなんとも寂しさを感じるが・・・
ここで予定が大きく狂ってしまった。
駅舎に向かって歩いていたらネコちゃんがよってきて、私がしゃがんだら膝の上に乗ってきて、全然下りようとしない。半ば無理に下ろして、駅舎の中のベンチに座ったら更に寄ってきて、終いには寝てしまった。
ネコちゃんの相手するのは大好きだけど、これは嬉しい大誤算と言うか、サービス旺盛と言うか。
ネコちゃんは駅舎の中に住まいを確保していた。
結局30分以上駅舎の中でネコちゃんの相手をしただけの薩摩今和泉だった。
指宿駅近くでレンタカーを返却したらすっかり日が落ちていた。
次の列車まで30分。駅前の足湯で時間を潰す。
この列車で指宿から鹿児島中央まで移動。
黄色い車両だが全ての駅に停車の普通扱い。
車内はロングシートかよ(涙)
福岡の香椎線から移転してきた車両だろうか。
こうして1時間ちょっとの移動で鹿児島中央に戻ってきて2日目終了。
駅前のツリーがきれいだった。
旅3日目は仙巌園に向かいます。
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