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2022.01.10 鹿児島旅3日目(1) 城山展望台、仙巌園 [国内旅行]

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鹿児島旅3日目の朝食。


ここのホテルの朝食は鹿児島の食材を使った料理アイテムが多くて、朝からたっぷり食べたくなる内容。


旅行中は昼食を摂らないことがよくあるので、今回もそれを覚悟で。

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8時半過ぎにホテルをチェックアウトして、一旦鹿児島中央駅へ。

市内のバスは190円で、市電は170円均一。

今回は600円の1日券を市電の車内で購入。バスも電車も4回乗車で元が取れる。

鹿児島中央駅で観光地を巡るシティービューに乗り換えた。

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バスは途中、西郷銅像前を通って鶴丸城を通る。

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鶴丸城の裏手に西郷洞窟という西南戦争で西郷隆盛が最後の数日間籠った洞窟前を通過する。

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鹿児島中央駅から25分ほどで城山公園のバス停に到着して下車。

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城山公園から見る桜島が見事に・・・と言いたかったのだが、朝は桜島を見る方向に太陽があって写りが良くない。

山頂右側に噴煙が僅かに上がっているのが見える。

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市街地の眺めもこんな感じで尚更見えにくい。

麓に見える大きな鳥居は島津斉彬を祀っている照国神社。

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城山公園から再びバスに乗って、次は仙巌園で下車。

庭園に入る前に鶴嶺神社に参拝。

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島津家代々の当主を祀っている神社である。

島津初代の忠久は源頼朝の庶子とされていて、薩摩・大隅・日向の3ヶ国の地頭職に任じられて以降ずっと南九州を治めてきた家系である。幕末期に斉彬、久光らが登場して明治維新に大きく影響を与えたとされている。

神社は明治に入って今の照国神社の島津斉彬像が建っているあたりに創建され、大正時代に現在地に移転してきている。

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猫神社は仙巌園の中にある小さな神社。こちらの画像は後ほど。

2つの神社の御朱印は書置きで、鶴嶺神社は仙巌園のチケット売り場で、猫神社は仙巌園内の売店でいただいた。

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ここから仙巌園に入る。

訪問したのは実に20年ぶりのことである。

当時は鹿児島中央駅から林田バス(今はもうない)に乗ってここまで来たと記憶する。

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中に入って庭園とは思えない施設から始まる。

反射炉の跡で、島津斉彬が鉄製大砲を鋳造するためにオランダの書物を参考にして造ったものである。

萩や韮山にある反射炉の跡地、八幡製鉄所などと共に世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成の一つとなっている。

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ここから島津家の庭園・仙巌園の本題に入る。

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御殿の前には庭が広がっていて、御殿から見る桜島は見事である。

先ほど城山で見た時よりもはっきり見えるだろうか。

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そんな庭園で大河ドラマ「西郷どん」の撮影も行われた。

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中庭があったりもする。

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江戸時代前期の1658年に建てられて島津家代々使われ、明治以降は島津家当主が国内外の賓客をもてなす場所として使われてきたという。ロシアのニコライ2世を招いた話もある。

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大河ドラマ「西郷どん」で使われた衣装も展示されている。

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水力発電の跡。

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階段を上って御殿の裏手へ。

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御殿の裏手にも池があって、遠くに桜島を眺められる。

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猫神社。

朝鮮出兵の際に島津義弘が猫7匹を連れて行き、猫の目の瞳孔で時間を判断していたそうで、帰国できた2匹を祀っている。

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仙巌園、鶴嶺神社に隣接した尚古集成館へ。

幕末の1865年に建てられた洋式の機械工場で、ここも世界遺産に指定されている。

内部は撮影禁止。

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最後に、尚古集成館から歩いて数分の磯天神菅原神社へ。

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江戸時代の1686年に島津光久によって創建とされている。

学問の神様以外に、武芸と安産の神様とされている。

階段を上ったところにあるので桜島見えるかなぁ・・・と思ったのだが、手前にマンションがあって全く見えなかった。

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磯天神菅原神社の御朱印も書置きの紙で頂いた。

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なお、神社の正面にあったマンションの横から錦江湾に面した砂浜に出ることができる。

ここからの桜島の眺めは遮るものが全くなし。訪れることをおすすめしたい。

 

このあと、鹿児島五社巡りです。



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