2022.05.01 南紀・三重旅3日目(3) 松阪 [国内旅行]
松阪駅から松坂城に向かって歩くと古い街並みが続くところを通る。
松阪駅から歩いて15分ほどで松坂城に到着。東側の表門から入る。
表門の坂道を上がってすぐのところにある資料館に立ち寄った。
ここで日本100名城のスタンプを押して資料館の中を見て回る。
古くからの商業の街として栄てきた松阪を紹介している。
三井家は松阪から江戸に進出して成功を収めている。
資料館の2階は松阪出身の映画監督・小津安二郎の資料館。
小津家も松阪の商人の家系で、東京の生まれだが学生時代を松阪で過ごしている。
そして再び松坂城を歩いて回る。
松坂城の本丸は上段と下段に分かれていて、今は桜の木が植えられていてお花見ができそうな雰囲気。
本丸の上段は今は何もない。
江戸時代はここに屋敷が置かれていたという。
本丸上段よりも高いところに天守閣の跡。
江戸時代の前期に大風で倒壊したという。
二の丸には今は藤棚が残っていて、これは明治時代にここに料亭があってその庭園として藤棚が置かれたという。江戸時代は徳川の陣屋があったところ。
大きな常夜灯が置かれている裏側から松坂城を出た。
松坂城の裏門跡から歩いてすぐの本居宣長ノ宮へ。
2016年の城めぐりを兼ねて御朱印巡りをしていた時以来の訪問参拝である。
江戸時代に松阪出身で国学者だった本居宣長を祀っている神社である。
本居宣長ノ宮に隣接して松阪神社がある。
こちらは平安時代以前に創建と歴史が長い。
松阪神社と本居宣長ノ宮の御朱印。
本居宣長ノ宮の方はスタンプ式だが、本居宣長による短歌が描かれている。
松阪神社は紙での対応だったが、季節に合わせた絵柄が入っている。
松阪神社から階段を降りて松阪の市街地に出る。
次に参拝したのは松阪駅に近いところにある八雲神社。
平安時代の創建で、当時は松ヶ島にあったが、安土桃山時代に蒲生氏郷が拠点を松阪に移した際に神社も一緒に移ってきたという。
2016年に参拝したときは、御朱印は扱っていないという貼り紙が貼ってあったが、今回はスタンプ式ではあるものの御朱印の対応をしていただけた。
この後、近鉄特急に乗って鳥羽まで行ってきます。
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