2022.05.03 南紀・三重旅5日目(1) 伊賀 [国内旅行]
今回の旅で3泊して伊勢方面に出かける時の拠点とした松阪を離れて、近鉄電車で津へ移動。
近鉄電車にもかなりお世話になっている。
津駅前でレンタカーを借りて伊賀方面に車を走らせる。
途中にある辰水神社に立ち寄った。ここはまだ津市内。
参道にアマビエも置かれている。
早くコロナ禍から脱出したいものである。
長い階段と上り坂を歩いた高台に社殿が置かれている神社だった。
御朱印は神社の方不在でいただくことができなかった。
辰水神社から車を走らせて、峠の長いトンネルを抜けて伊賀の盆地の中へ。
そして中心街にある上野公園に車を止めて公園の中へ。
写真は松尾芭蕉の功績を残すために昭和に入って建てられた俳聖殿。
そして伊賀上野城。
江戸時代の頭に藤堂高虎が今治から移封してきて築いた城。
城造りの名手である。
お堀からの石垣も見事な高さ。
天守閣に入ったところで、伊賀のゆるキャラ・たいがーがお出迎え。
藤堂高「虎」と伊賀を掛け合わせた名前。
木村拓哉とスマスマで共演した過去がある。
天守閣の最上階から伊賀の街並みを眺められる。
現在は周辺の町と合併して伊賀市になっているが、合併前からここは上野市の中心に位置している。
天守閣の天井画にも注目したい。
たいがーの後ろ姿を拝んで伊賀上野城を後にした。
日本100名城のスタンプを押すのを忘れずに。
伊賀上野城の御城印。
上野市駅で松尾芭蕉にご挨拶。
「忍者市駅」こと上野市駅の前にポケモンのマンホールが置かれている。
三重県のポケモンキャラはミジュマルで、まだ設置されていない自治体にも追加で設置されるのが楽しみである。
ポケモンのマンホールを反対側から見ると、銀河鉄道999のメーテルと哲郎の像。
テーマは「時間は夢を裏切らない」で、市内の住宅開発の際に設置されたものを後にこの駅前に移設。
上野市駅の後は歩いて数分のところにある上野天満宮へ。
立派な楼門がある。
織田信長が伊賀で兵乱を起こした後で、今の伊賀上野城にあったお寺の中にあった神社がこの地に移されて、江戸時代は藤堂氏の祈願社になった経緯がある。
10月には山鉾が出ての大きな祭りがあり、無形文化遺産に登録されている。
天満宮のなで牛もコロナ対策実践中だった。
伊賀市の中心街を後にして、滋賀県の甲賀方面に向かう途中で立ち寄ったのが敢国神社(あえくにじんじゃ)。
上野市駅からバスでも行けるが本数が少ないので、車がなければレンタサイクルで行くほうがいいかも。
伊賀流忍者の服部家と縁の深い神社で、服部家の私的な祭事もここで行われていたという。
伊賀国一宮に位置付けられるぐらい歴史の古い神社でもある。
次に向かった先は春日神社。
奈良時代の769年創建と歴史が古く、かつては周辺の有力農民や土豪がこの神社に集まって治安を保ってきた過去があるという。
現在、社殿は大修理中。整備されたら再度参拝してみたいものである。
今回、伊賀市内でいただいた神社の御朱印。
春日神社だけ書置きの紙である。
この後、県境を超えて滋賀県の甲賀市に入ります。
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