道央旅2日目 第1話 雨の麓郷

　昨夜伝えてた今日の上川南部の天気は雨。富良野の予想最低気温16度最高気温17度。

　天気が悪いのはだいたい予想がついてたんだけど、気温がこんなに下がりそうということで、長袖の用意確定。

　で、今朝のこと。

　案の定雨が降っていた。ホテルから外に出ると長袖を着ているのにクソ寒い。昨日30度まで上がった札幌からこの気温まで下がると、体調崩しそうだ。

　今日は朝8時からスタート。朝食は富良野駅の売店で買ったサンドウィッチで済ませて8時15分発のこのバスに乗車。

終点まで乗車。行き先は麓郷(ろくごう)。ドラマ「北の国から」を見たことのある人ならだいたい分かると思う。このドラマの舞台になった場所である。

　麓郷までは富良野駅からバスで40分もかかる。途中、富良野市街を眺められる場所を通過したが、天気が悪くて雨粒が窓に付いて見にくい状態である。

8時55分麓郷到着。同じ富良野市内でありながら、麓郷は本当に一つの集落に過ぎないところである。

こんなところがドラマの舞台ということなのだろうか。

事前にもらった地図では、この周辺にドラマの「黒板家」の建物がいくつも存在する。また、ドラマに使用された脇役のお店があったりもする。

本当はここから自転車を借りて廻りたかった。しかし、天気は時折強い雨が降る状態。傘をさして動くには危険と判断し…思い切って歩いて廻ることにした。

純と結の家。ドラマの後を想定したものだけど、ドラマが復活ってありえるのだろうかと思ってしまう。

実際の方では離婚しちゃってるけど。

東京で走っていた路線バス(都営か小田急だと思う)が道北バス(旭川)に移転し、それが今は家の一部になっている。

拾って来た家

すべて廃材から作られている。

ここからが大変だった。

直線なんだけどもずっと上り坂。

目的地まで3.2km。・・・雨の中、とにかく歩いた。

でも、途中の景色がつかれをだいぶ忘れさせてくれる。

ビールに使用する大麦の農場だってある。

こんなの見てると、ビール飲みたくなってきた。

やっとのことでたどり着いた場所は石の家。

石を徐々に積み上げて作った家。時間の関係で今回は展望台から見ただけ。

ドラマでは焼失した設定の丸太の家がある「麓郷の森」も時間がなくて行けなかった。

2時間の廻れる時間があったんだけど、歩きで廻ったために完全な時間不足。

できれば、明日以降で天気が良ければもう一度廻ってみたい。それも自転車で。

ここまでは午前の話。午後の話は第2話にて。

富良野は誘惑が多いです…