佐倉とオランダ [国内旅行]
2年ぶりに佐倉でオランダを感じた
何故、佐倉でオランダなのか? という話は2年前の日記を見て欲しい。
今回は、twitterのオランダ関係の書き込みに、佐倉でオランダについての講演会が開かれるという内容を見つけ、申し込んで聞きに行くことにした。
場所は前回のダッチデザインの時と同じ佐倉市立美術館。現在、オランダの絵本「ボッケ」(Bokje)に関する展示が開かれていたり、3月はブロックでオランダの風景を作る企画があったり、4月には平戸のオランダ商館に関する講演会があったりと、佐倉でのオランダに関する行事が絶えず続いている。
この美術館4階ホールで、某大学教授によるオランダの文化、国民性、仕事などを1時間半かけて広く紹介していただいた。平等主義の考えが国民に広く浸透していて、ダッチアカウント(割り勘)の考えはケチなのではなく、この平等主義の観点から来ているという話だったり、NPOやNGOが浸透していてボランティア精神が日本以上に進んでいるとか、社会人男性の20%以上、女性の70%以上がパートタイマーであるとか、「飾り窓」や「コーヒーショップ」があることによって、他の国では完全に裏社会化している部分を見えるところで管理しやすくしていることとか、私の知りたい部分を1時間半かけて話していただいた。
3年前の4月に社長から指令が出て今まで縁がなかったオランダの関連会社に出張で行くことになり、いきなり3週間。それも後半は私一人状態。以来現在も年に何度かオランダに出張で行く機会があり、今回の内容は私にとって必要不可欠なものだったので、たいへんありがたかった。
講演会の後、せっかく佐倉に来たので、ここまで行ってみた。
佐倉ふるさと広場にある風車である。
成田空港に向かう時に、京成電車の車窓から見ている風車だが、こうして間近で見るのは初めてである。
風車の中にも時間限定で入ることができる。
オランダの風車と同様に歯車の力で回っている。木靴がある。懐かしい。
オランダの風車の分布状況。
やはり、海風を受ける北海沿岸に多いのが分かる。
オーフェレイセル州(overijssel)に40基あるとかいてあるが、私はそのうちの2基しか見たことがない。
他のはどこにあるんだろうか。
春になると、風車のまわりにチューリップが咲いて、お祭りが開かれるらしい。
今年は見に行ってみたいな。
余談だが、この2年のうちに佐倉にもキャラクターが登場。その名も「カムロちゃん」。
ゆるキャラ以上萌えキャラ未満である。
こうして2年ぶりの佐倉でオランダを1日感じてきた。
また興味ある話があれば出向いてみたいものである。
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