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2017.08.14 ウズベキスタン旅4日目(2) サマルカンド 後半編 [海外旅行]

 前日のブハラもそうだったが、サマルカンドでも快晴で昼間の気温は30度を少し超えている感じ。でも、湿気がほとんどなくて、汗をかいている感じが全然ないのはいいのだが、喉がすぐに乾くので、ペットボトルが手放せない。

 レギスタン広場に入る前に、木陰でコーラを飲みながら休憩。ガイドブックを読んで、レギスタン広場についての予習をしてから、レギスタン広場の中に入ることにした。

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午前中入れなかったレギスタン広場だが、他の場所を一回りしていたら中に入れる時間になった。

正面からは入ることができず、この写真の右の建物の奥から入ることになる。

入場するところに警察官がいて、私に話しかけてきた。

「ガイドブックを持っていたら見せてもらえないか?」

と。「地球の歩き方」を差し出すと、

「ここに入場料7ドルと書いてあるが、オレに払うなら5ドルでいい。後払いでいいから」

なんて言い出す。要は自分の懐に入れたいってことでしょう。後で、正規の入場料を払っていないと分かるとめんどくさいことになりそうなので、窓口で7ドル払って中に入った。ここでは、外国人はドル払いを求められる。


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まずは、広場中央の建物から。ティラカリ・メドレセ。

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1660年に神学校として建てられたもの。中庭の装飾もまた青系で美しい。

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中庭から西側の建物に入ると、中は青だけでなく、金色もまた美しい内装になっている。

名称にもなっているティラカリとは、「金箔された」という意味がある。

当時は、ビビハニム・モスクが既に廃墟になっていたことから、ここがサマルカンドの主要な礼拝所としても機能していたという。

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建物西側(最初の写真から見て左側)は、サマルカンドゆかりの学者の名前を冠したウルグベク・メドレセ。

両側の塔(ミナレット)は「空を支える」意味があって、右側がその理由で傾いているのだという。

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1420年に建てられた神学校。先ほどのティラカリ・メドレセほどは中庭は大きくないが、青系の装飾が緻密で美しい。

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3つ並ぶメドレセのうち、最後に入ったのは東側のシェルドル・メドレセ。

イスラム教で偶像崇拝がタブーとされている中で、教義に反してアーチの上側左右にライオン(?)と人面が描かれているのが特徴。

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1636年にウルグベク・メドレセを模して建てられたという神学校である。

中庭には木が植えられていないので、全体を見渡すことができる。

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レギスタン広場を出て、ホテルまでかなり距離があるけどゆっくり歩いて戻ることにした。

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キリル文字は苦手。読めません。

ウズベキスタンの国語は、ソ連から独立後に公式にキリル文字からアルファベットに改められたが、いまだにキリル文字も使われている。

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サマルカンドを支配したティムールの像。

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このあたりは緑が多く、公園も広い。

日陰のベンチで涼んでいる人も目立つ。

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旧ソ連製の車だろうか。

ウズベキスタンを走る車は、1割ほどがこんな古い車で、残りのほとんどは韓国の大宇(DAEWOO)かシボレー。大宇もシボレーも同じGMの系列なんだよな。なんでこんなに極端なんだろうか。

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ディナモ・スタジアム。

地元サッカーチームのスタジアムである。

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写真を撮っていたら、敷地の内側にいたおじさんが私を見て、中に入れと手招きをしてきた。

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試合がない日のようで、中は芝生を整備するが1人いるだけだった。

このチームはウズベキスタンの中で、どれぐらいの強さがあるかは分からないが、試合のある日は観客が多く入って、盛り上がるのだろう。

私を招き入れたおじさんは英語が通じなかったので、google翻訳で「ウズベキスタンのサッカーは強い」などを書いてウズベク語に訳して見せて、一方通行のお話。最後に「ありがとう」を”Rahmat”と訳してスタジアムを後にした。

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だから、読めないっての。

ホテルに戻る前に、近くのスーパーで価格調査。

コーヒーは日本と同じぐらいするが、チャイ(お茶)はものすごく安い。菓子類も比較的安い・・・といった感じで見て回って、飲み物を購入してスーパーを後にした。

 

ガイドさんが迎えに来る30分前に、ホテルに到着。

ロビーで荷物を引き取って、ガイドさんを待っている間、同じテーブルに座っていた地元の人たちと片言の英語と日本語を織り交ぜながらの雑談になった。

前日のブハラでもそうだったが、スマホに入っている日本の写真を見せて欲しいと言われた。私の写真は、主にデジカメの方で撮っているので、スマホにはあまり日本らしい写真を入れていない。姪っ子との撮ったものとか、火鍋とか、乗った電車とか。

そうしている間に、ガイドさん到着し、サマルカンドのホテルを後にした。

 

このあと、高速列車で首都タシケントに戻ります。


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