2017.09.15 台北の休日(2) 2度目の金瓜石 [海外旅行]
14時過ぎの樹林行き區間車でネコ村の猴硐(ホウトン)から瑞芳へ移動。
最新の電車に当たった。
かつては瑞芳の駅を降りた目の前に九份・金瓜石へ行くバス乗り場があったが、何年か前に駅前を出て左折して商店街をしばらく進んだところに移動している。
バスは九份を経由して、瑞芳から20分ほどで金瓜石に到着。
2010年の正月以来なので、7年半ぶりである。
当時はあいにくの天候だったが、今回は青空で風が心地よい。
あ、こんなところにもネコちゃんが。
こちらでは猫じゃらしで相手している人も。
金瓜石もネコが多いのだろうか。
金瓜石は起伏の多い山あいの中にある鉱山の街。
かつての鉱山事務所長宿舎はコースから見下ろしたところに見えるが、現在は修繕中。
礦工食堂。
鉱山で働いていた人の弁当を再現したものを販売している。
ここで昼食をとった。
大きな骨付の豚肉がのっていて、台湾の駅弁にもつながるような感じがある。
具材にキムチがのっていたり、大きな肉を切るはさみが用意されていたりと、多くの来場客がある韓国人に配慮した感じがある。
大正時代に当時の皇太子(のちの昭和天皇)を招くために建てられた迎賓館が残っている。
実際に皇太子の訪問はなかったというが、建物も庭園も日本風そのものである。
実際に炭鉱で使われていたコンプレッサー。
工場で使われているものに比べて半端なく大きい。
博物館の中には、世界最大とされる220kgの金塊が置かれていて、持ち上げる体験をする人の列ができていた。
こんなところに神社? 階段を上ってみた。
空を見上げたら、ちょうどサンリオデザインの飛行機が通過するところだった。
参道から見えるのは茶壺山で、標高580m。
石灯籠と鳥居が残されている。
足元が荒れて歩きにくいが、次の石灯籠と鳥居が見えてきた。
2番目の鳥居をくぐると、拝殿があったと思われる場所に到着する。
残念ながら、石灯籠と柱しか残っていない。
そして奥の本殿跡へ。
日本からの観光客なのか、それとも日本の神社を参拝したことのある台湾人なのか、日本の神社のお守りが置かれていたり、硬貨が投げ入れられたりしていた。
神社跡から金瓜石の眺め。
ここまで見学した金鉱跡は手前側で、現在の街はその奥にある。
現在の街並みを見ると、右手に関羽の像が見える。
大きな寺院(勧済堂)は1896年に創建されたもの。
ちょうど韓国人の団体と時間が重なった。
それにしても韓国人多すぎ。個人旅行でも多くこの場所を訪問している。
金瓜石で最終的に4匹のネコちゃんを確認できた。
寺院のあるあたりまで行くと、もっといるのだろうか。
かつての幹部の住宅と思われる四連棟。
建物の中も和風のしっかりした造りだった。
このあと、定番の九份に向かいます。
(参考)2010年正月の金瓜石
http://tantabee.blog.so-net.ne.jp/2010-01-04-2
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