2017.12.09 冬のソウル旅1日目(1) 成田から空の旅→ソウル市街を歩く [韓国]
今回から8回に分けて韓国・ソウルの旅を書きます。
旅の1か月前に、ソウルへ行かないかと誘いを受けた。普段は私の方が適当な時期を思いついて、2か月ほど前に諸々予約を入れるのでが、今回は違うパターンである。
1998年に初めて韓国に行って以来、20年連続で韓国に行っている。今年は4月に出張で行って以来の2回目。個人旅行とはいえ、普段にない旅行の展開になりそうだ。
で、家を出発時点から普段からない展開に。電車の時間を数分勘違いして乗り遅れて、20分ほど遅れてしまい、更には旅行カバンにパジャマを詰めてないことに気づき、成田空港のユニクロで急遽上下で購入したりと、仕事のドタバタをそのまま引きずっての出発になった。
そんなもんで、空港でチェックインできたのも出発1時間半前を切ってて、ぎりぎりの状態。ラウンジで軽く朝食をとったが、滞在時間わずか15分と分刻みの空港滞在だった。
今回もアシアナ航空。9時発のOZ107便はA321で、通路をはさんで両側に3列シートの機内である。アシアナの会員なので、アップグレードに当たる機会が多いが、今回は残念ながらエコノミークラスのままだった。
快晴の中離陸し、地上の街並みがよく見えた。
成田空港上空で旋回したので、空港の滑走路がよく見え、そのあとは千葉県上空をベイエリアに沿って進んだので、ディズニーリゾート周辺の街並みも完璧だった。
新宿駅と副都心。
左側に神宮外苑か。
山梨県上空から見た富士山の眺めは格別だった。
先月は地上から見て、どちらも良し。
空を眺めているうちに、機内食の時間。
知らない間にトレーが廃止になり、主食とその他の箱に分かれてのサービスとなった。
やっぱりビジネスの機内食の方がいいなぁ。韓国食はビビンバとサムバプなので。
冬の天気で、山梨県を過ぎると韓国に上陸するまで、雲に覆われた中を通過する。
韓国の忠清北道を通過しているようだが、詳しくはどの辺りかは分からない。
このあと、水原付近を通って、時間通り11時半頃に仁川空港に到着した。
仁川空港内はすでにオリンピック受け入れ体制。
2か月後はオリンピック一色である。ホスラン(호수랑)って言うんだな。
宿は退溪路(テゲロ)6街。バスチケットを買うときにこの地名を言うと、6001番を案内されたが、これがものすごく時間がかかるルート。全然歩かないのはいいんだけど、時間で見ると、空港鉄道でソウル駅まで行って、バスか地下鉄に乗り換えた方が全然速い。
6001番は汝矣島(ヨイド)を通過する。
国会議事堂がある他、テレビ放送局も集中している。
写真はKBSの前を通過したところ。
漢江を渡って江北エリアへ。
ソウルでも雲一つないいい天気だった。
仁川空港から1時間半以上かけて退溪路6街のホテルに到着。
荷物を整理してソウルの街に再び出てみた。
退溪路はバイク屋さん街が続き、その次にペット屋さん街に入る。
ソウルの江北は、同じ業種のお店が集まる街が続く。
ペットは日本にはそのまま買って帰れないので要注意。
忠武路の大韓劇場にて。
現在上映中の映画が並んでいるが、右上に日本のアニメ「メアリと魔女の花」、左下には小栗旬主演の「銀魂」がある。
写真は撮れなかったが、「メアリと魔女の花」の広告を付けた路線バスを何台も見た。
チンコゲ(珍古介)という名の韓国料理店。この辺りの古い地名に漢字を当てている。
清溪川路の工具屋さん街。
清溪川を挟んだ周辺一帯は高架道路がなくなってからも、変わらずお店が残っている。
鍾路3街から光化門広場までバスで移動して、広場を歩く。
ちょうど右派勢力のデモ行進に遭遇した。
今の大統領に反対する勢力で、韓国の太極旗と並んでアメリカの星条旗を付けていた。
広場脇の世宗文化会館の美術館では、ちょうど「スタジオジブリ大博覧会」が開催されていた。1時間ほど時間があるので、中に入ってみようと思ったのだが、建物の中で入場待ちの長い列。1時間は待ちそうな感じだったので、今回は入るのを断念し、旅の3日目に入ることにした。
光化門広場から東亜日報や朝鮮日報などの新聞社オフィス街を通り抜けて市庁前広場へ。
ここもオリンピックの体制になっていたが、毎年冬恒例のスケートリンクはまだ準備中だった。
さらに南下すると南大門。
10年ほど前に放火にあって建て直され、むしろ逆にきれいな広場に整備された。
ソウル駅まで歩いた。
東京駅と同じ人が建てたので外観がよく似ている。
古い駅舎はイベント開催時しか開かず、今も閉まっていた。
このあと、ソウル駅で今回の旅の相方と合流。
廃止になった高架道路・ソウル路を歩いて明洞方面へ。
続きは次のページで書きます。
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