2017.12.11 冬のソウル旅3日目(1) スタジオジブリ大博覧会 [韓国]
旅3日目。帰国する日ではあるが、帰国するだけではもったいない!!
朝起きて、ホテルからハングルまみれの街を歩いて、近くの食堂へ。
食堂で大きなキムチとネギが出されて、キムチは自分でハサミで切る。
出されたものは、ソルロンタン。
牛骨スープに牛肉とそうめんが入ったもので、朝食の定番である。
これを食べないと、韓国に来た気がしない。
朝9時過ぎにチェックアウトして、まずはソウル駅へ。
地下鉄はものすごく面倒なので、乙支路6街から路線バスでソウル駅へ行く。
ソウルの路線バスも以前に比べてずいぶん便利になった。
ハングルだけだが、路線図がちゃんと表示され、何番が何分で来るか到着案内が自動で表示される。
ソウル駅のコインロッカーに荷物を預ける。
日本語で案内文が出て、指紋認証なんてところがいい。4000ウォンは高いかもしれないが、大きいかばんなので、致し方ない。
ソウル駅から緑のバスで光化門広場へ。
昨日の降雪が嘘のような晴天だが、昨日よりもはるかに寒いマイナス8度である。
光化門広場に面してある大韓民国歴史博物館。
オリンピックが近いこともあり、特別展もその関連である。
それにしてもいい天気だった。
お待たせしました。ここからが本題。
光化門広場に面してある世宗文化会館の美術館で開催されている스튜디오지브리 대박람회(スタジオジブリ大博覧会)を見た。10時開館で10分ほど前に到着。
入場は地下から。
旅の1日目の16時頃に行った時、地下のこの場所に長い入場待ちの列ができていた。
1時間は待つんじゃないかってぐらい。
月曜の朝一番ということで、待っている人も数人程度である。
入場料15000ウォン(約1550円)。
サブタイトルの나우시카에서 마니까지とは、「ナウシカからマーニーまで」という意味。
地下1階と地上1階に展示が分かれていて、地下は撮影禁止。
日本語の映画ポスターや標語決定段階の資料などが多く展示されていて、韓国語がわからなくても展示物がすべて日本語なので十分に楽しめる。
ここから撮影OKの場所。
これを見て気づいたが、去年六本木ヒルズで開催されたジブリの大博覧会と同じ展示内容で、飛行船もあった。六本木ヒルズの時は、窓に面していて本当に飛んでいる雰囲気があったが、ここでは壁に囲まれていて、迫力大幅減で何とも残念な展示。
宮崎作品は飛行物体に大きくこだわっているのが分かる展示内容だった。
そして、ネコバスも。
行き先が開催地にちなんで광화문(光化門)になっている(笑)
朝早くて、スタッフしかいなかったので、私がネコバスに乗っているところをスタッフに撮ってもらった。六本木ヒルズの時は、人が殺到していて、自分が入って撮る余裕が全くなかった。
あっという間のジブリの世界満喫終了である。감사합니다(ありがとうございます)。
この展示は2018年3月2日(金)までソウルの世宗文化会館で開催されているので、見たい人は是非。
お土産は韓国ということで、韓国語版の解説本とノート。
他に売られているものは、日本で売られているものと同じで、しかも日本のどんぐり共和国などで売られているのと同じなので、買うならそちらの方がいい。六本木で開催されていた時の方がグッズの品揃えがはるかに多かったように思える。
この本を読んで韓国語をじっくり勉強するとしようか。
1時間に満たない観覧だったが、これまでの韓国旅行でジブリ展を見たのはこれが3回目である。
1回目が2013年の夏、ソウル江南の芸術の殿堂で開かれていた「スタジオジブリ レイアウト展」。
http://tantabee.blog.so-net.ne.jp/2013-07-05
週末に行ったため、入場待ちで整理券をもらってなんとか入場した記憶がある。
2回目は龍山駅のI Park Mallで開催されていた「スタジオジブリ 立体造形展」。
http://tantabee.blog.so-net.ne.jp/2015-04-19
反日感情が強いと言われている韓国で、ジブリの特別展が何度も開かれ、それに週末は長い入場待ちの列。政治的には仲が良くないが、この世界は別物で、良き日本文化を多くの人たちが受け入れているのは何とも嬉しいものを感じる。次回も何か特別展があれば、また見に行きたいものである。
このあと、ソウル駅で荷物を引き取り、ロッテマートで買い物して帰国。
続きは次のページで書きます。
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