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2018.03.17 新宿区御朱印めぐり 新宿から飯田橋まで [国内旅行]

所用で新宿に出かけてきた。そのついでに、新宿区内の神社寺院を巡って御朱印をいただいてきたので、紹介しよう。

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新宿駅西口から都庁方面に歩き、都庁を通り過ぎるとあるのが新宿中央公園。

六桜社(後の小西六写真工業、コニカミノルタ)の工場や淀橋浄水場があったところで、1968年に公園として整備されたところである。

その一角に神社が置かれている。


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新宿中央公園とは反対側の入口に熊野神社の門柱が建てられている。

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紀州出身の商人が室町時代に建てたのが始まりで、熊野十二所権現を祀っていたことから、この周辺の地名は十二社(じゅうにそう)と呼ばれていたそうだが、現在は住所の地名としては存在しない。

かつては十二社大滝などの名所があったそうだが、淀橋浄水場建設で消滅している。

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新宿中央公園を北に出て、高層ビルの中を通り抜けるとあるのが成子天神社。

かつては参道入口に鳥居があったが、工事で撤去されたままになっている。

高層マンションに挟まれた参道というところが、新宿らしい。

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マンションに囲まれたところに社殿がある。

903年創建で、鎌倉時代は源頼朝によって再建され、江戸時代は春日局によって社殿が建てられるなど歴史が深い。

現在の社殿は数年前に周囲のマンションとともに建て替えられたものである。

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次に向かった先は、新宿駅東口側の花園神社。

鳥居の後ろにある唐獅子像は1821年に鋳造されたもの。

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社殿は1965年に鉄筋コンクリートで再建。

3つの神社の扁額があるが、雷電神社は昭和3年、大鳥神社は再建時に合祀されている。

花園神社は、江戸時代には既に存在していた神社である。

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別の門から出ると、こちらの門柱は花園稲荷神社になっていた。

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新宿伊勢丹前から品川行きのバスに乗って、四谷へ。

この辺りは日蓮宗の小さなお寺が多く、某学会の本部があるのもその関係だろうかと思ってしまう。

そんな街の中にある日蓮宗の陽運寺に行ってみた。

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通称・お岩稲荷で、東海道四谷怪談に登場するお岩さん誕生の地である。

そんなことから、狭い敷地ながら多くの参拝客で賑わっていた。

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陽運寺の斜め向かいにはお岩さんの神社もあるが、御朱印は残念ながら不在でいただけなかった。

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四谷三丁目からバスで牛込に移動し、日蓮宗の瑞光寺へ。

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1595年の創建で、江戸時代は紀州新宮藩ゆかりのお寺だったところ。

御首題がユニークなのがネットで紹介されていて、参拝した次第である。御首題は後ほど。

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牛込から神楽坂へ移動。坂を上っていくとあるのが、赤城神社。

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1300年に群馬の豪族・大胡氏が牛込に移住した際に、分祀したのが始まりという。

太田道灌によって場所を移したり、火災や戦災で焼失という歴史を経て、現在の社殿は平成22年に建て替えられたもの。ガラス張りの社殿には驚いてしまう。

あと、スフィンクスのように見えてしまう狛犬に注目。

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ゲゲゲの鬼太郎のアニメ制作がこの神社の氏子地域で行われていて、目玉おやじのお守りが売られていたり、エンタメの成功祈願で使われている神社である。

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神楽坂から飯田橋方面に向かうところにあるのが筑土八幡神社。

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平安時代に筑紫の宇佐の宮土を求めてこのじんじゃの名前がついたという。

現在の社殿は戦災で焼失した後に建てられたものである。

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神楽坂の住宅街にある若宮八幡神社へ。

かつてはそこそこ広い敷地だったようだが、今はマンションの敷地の一角にあるような小規模の神社。御朱印もマンション1階にある社務所でいただいた。

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最後は、飯田橋駅を通り過ぎて新宿区から千代田区に入り、東京大神宮へ。

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明治時代の創建で、伊勢神宮の東京における遥拝所という位置付け。

そのためか、参拝する人が意外と多かった。

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赤福のサービスも。

お代は自分で金額を決める形をとっていた。

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境内社の飯富稲荷神社は歌舞伎役者とゆかりのある神社。

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今回参拝した神社の御朱印。

筑土八幡神社と神楽坂若宮八幡神社は書置きの紙でいただいた。

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お岩さんの陽運寺は日蓮宗のお寺だが、このような御朱印をいただける。

今回は書置きの紙でいただいた。

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陽運寺では御首題もいただけた。

また瑞光寺の御首題は3月限定お雛様バージョン。絵柄の御首題は初めてである。

 

新宿区には他にも神社寺院がたくさんあるようだが、今回はここまで。

わずかな距離でも移動に便利な都営バスの1日乗車券(500円)があると、3回乗車で元が取れるのでとても便利。新宿区以外の御朱印めぐりにも使えるし。

次にまた新宿区をめぐる時は、別の神社寺院にもお参りしたいものである。


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