2018.03.24 市川の枝垂れ桜と御首題 [地元ネタ]
今年は桜の開花が早い。
今回は市川市の日蓮宗寺院の枝垂れ桜の名所をまわってみた。
まずは、原木の妙行寺。
京都の妙顕寺創立の日像上人の流れを汲む僧によって1538年に創建。
本堂裏手にはちょうど見頃のしだれ桜。
樹齢は50年ほどのようで、意外と若いしだれ桜である。
ソメイヨシノと比べて咲くのはだいぶ早く、ソメイヨシノはまだ蕾の状態だった。
御首題は玄関で住職さんを呼び出して、書いていただいた。
真間の弘法寺(ぐほうじ)へ。
いくつかあるお堂のうち、太刀大黒天堂前のしだれ桜が見事だった。
弘法寺のしだれ桜と言えば、先ほどの桜ではなくて、こちらの樹齢400年以上とされる伏姫桜。
老木ゆえに何だかボケた咲き方で、衰えを少しずつ感じる。まだまだ咲き続けて欲しいものである。
山門から出て、市川駅の方向に階段を下りる。
「涙石」と呼ばれる常に湿っている階段の石があるが、写真を撮り忘れたので、興味ある人は検索して調べて欲しい。
階段を下りたところにあるのは、手児奈霊堂(てこなれいどう)。
安産祈願のお寺として知られていて、弘法寺が管轄しているが、御首題は弘法寺と別でいただける。
手児奈霊堂にもしだれ桜が植えられていたが、妙行寺や弘法寺のしだれ桜と比べて若々しい感じがする。しだれ桜ではないが、この後ろに、元市川市民だったさだまさし氏が植樹した桜の木が境内にある。
今回いただいた御首題。
弘法寺は書ける人が不在ということで、書置きの紙での対応だった。
妙行寺と弘法寺は名物の桜がスタンプとして押されている。
市川の日蓮宗のお寺の枝垂れ桜にテーマを絞って1ページ埋めることができた。
ここから花のシーズンに突入するので、今後も花と共に神社寺院めぐりの話ができればと思っている。
次のページは、御殿場に行った話を書きます。
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