2018.04.13 春旅1日目(2) 水城・大宰府政庁 [国内旅行]
福岡空港から博多に向かい、荷物を預けて鹿児島本線で水城(みずき)まで。
続100名城の案件がなかったら、ここでは下車してなかった。
水城駅構内に水城の案内があり、みどりの窓口には続100名城のスタンプも置かれている。
ガイドブックには、スタンプ設置とは書いていないが、これは大事な情報である。
当初は水城館まで歩いてスタンプを押す予定だったが、早速ここで済ませた。
水城駅は大野城市に位置する駅。
ここから水城の跡を目指して歩く。
左手の木が生い茂っている部分が水城跡。
まずは東西分かれているうちの西側から歩いてみた。
水城西側の駐車場は「水城ゆめ広場」となっていて、ここでも建物で水城の概要を見ることができる。
水城西側は遊歩道が整備されていて、歩きやすい。
「城」という表現が使われているが、南部にあった大宰府政庁を当時の唐や新羅から攻め入られるのを防ぐ目的で1350年以上前に築かれた土塁である。
水城西側周辺は、見ての通り住宅街である。
この隙間部分に西門があったとされている。
水城はJR鹿児島本線が通る部分は切り取られてしまっている。
土塁の断面をわかりやすく紹介しているところもある。
ここはJR鹿児島本線の線路そば。
水城の東西を分ける辺りに西鉄電車が通っている。
また、ちょうど川も通っていて、土塁を築けない部分でもある。
この辺りを歩く際の注意だが、水城の東西を直接結ぶ道路がなく、川にかかる橋もちょうどこの辺りにはなく、北側に探していたら西鉄の下大利駅まで遠回りする羽目になってしまった。
ここは逆に南側回った方が近かったかもしれない。
途中のラーメン屋での昼食を挟んで、水城駅前の断面土塁からこの水城東側まで1時間もかかった。
やっと水城東門跡に到着。
西門は福岡城近くの鴻臚館まで繋がっていたとされ、こちらの東門は、博多まで繋がっていたとされる。この近くに水城館という資料館があり、ガイドさんの説明を受けることができたり、続100名城のスタンプも押せる。
水城館側の展望台から水城の西側方面を見る。
さらに高台の展望台からの方が、水城がまっすぐ伸びているのが分かる。
山を下りると、大宰府市郊外の住宅街。
そんな中に古墳が残されているところがある。
さらに進むと、ここは筑前国分寺跡。国分尼寺もこの近くにあった。
水城は奈良時代より前の大和朝廷によって築かれたものだが、国分寺と言えば、奈良時代の聖武天皇によって全国各地に建てられたお寺である。
そして、大宰府政庁跡。
平安時代まで九州の政治の中心地だったところである。
今や建物は残されていない。
手前の山には大野城が築かれ、水城と同様に外敵からの侵攻に備えていたが、攻められることはなかったという。大野城の100名城スタンプは大宰府政庁跡の展示館で押した。今回も大野城まで行くのはしんどいのでパス。
この後、太宰府市内の寺社御朱印巡りです。
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