2018.07.09 北の国への旅3日目(3) レイキャヴィーク郊外の自然 [海外旅行]
2時間弱のレイキャヴィーク街歩きをして、車での移動。
今回、アイスランドでは、島内を1周する国道1号線(通称リングロード Ring Road)を完走するのが目標。これを基本にして、途中寄り道して見所を巡っても、リングロードのそれたところに戻るという自分なりのルールを決めて進むこととした。
レイキャヴィークの中心街から、1号線の表示がある方向に車を走らせる。市内は片側2車線の道が続いていて、車の量はそこそこあるものの走りやすい。
そして、1号線の表示に”Vík”(ヴィーク)の表示が出てきて、そちら方面へ。アイスランド南部の主要な街である。というわけで、1号線に合流してからは、アイランンド島を反時計回りに進むことにした。
しばらくは片側2車線。そしてレイキャヴィークの街から離れると片側1車線になるが、車の量は多くないので、前後をあまり気にしないでのんびり走れる。最高速度の制限は90km/h。アイスランド国内にこれを超える制限速度はない。
道は平坦なところが多く、坂道もゆっくり上がる感じ。1時間車を走らせて、1箇所だけ下り坂を一気に下るところがあったかな。その途中に休憩所があって、休もうと思えば休めたが、入り逃してしまった。
Selfoss(セルフォス)という街に入る手前で1号線から35号線に入り、少し進んだところで小休憩。
眺めの良いところに車を止められるところがあるのがいい。
ここの時点で、レイキャヴィークを出発して1時間経過。60km走行した。
今回借りた車はトヨタのヤリス(日本名ヴィッツ)。
基本的に主要な道しか走らないので、この車で十分である。
前方バンバーの下のカバーが外れているが、この時全く気づかないで走行していた。今回の旅行で後でめんどくさいことになる。
次に向かった先は10km移動してkerið(ケリーズ)。
車を止めて、赤土の遊歩道を進む。
ぽっこり穴が開いたところに湖ができている。
縁を1周して反対側から見たところ。
6500年前の火山活動の跡で、水面まで深さ55m、水深は一番深いところで14m。
夏はここでミュージカルのイベントが開かれることも。
35号線をさらに北進すること56kmのGullfoss(グトルフォス)へ。
駐車場から目的地までは歩きだが、先ほどのケリーズと比べて観光客がものすごく多い。
foss(フォス)は「滝」という意味。
多くの人が訪れる通りの豪快な滝である。
滝の真上からでも水しぶきが届く。
この渓谷は水流によって削り取られ、2.5kmにわたって渓谷が続いているという。
滝により近くまで歩いてみることにした。
決してより良い写真が撮れるわけではないが、水しぶきがものすごくて、カメラのレンズがずぶ濡れ、服もだいぶ濡れ、カナダのナイアガラの滝に行って遊覧船に乗った時を思い起こす。あの時ほどではないが、思いっきり雨に濡れてしまった気分である。
この時の気温が10度ほど。車に戻る前にホットコーヒーで暖をとった。
Gullfossから35号線を9.5km元に戻ってGeysir(ゲイシール)へ。
至る所で水蒸気が上がり、硫黄臭がする。
この先は自然保護の観点から立ち入り禁止。
何かを待っている様子。
しばらくすると、突然間欠泉が吹き上がってきた。
周辺至る所に水たまりができているが、熱湯なので触るのは危険。
上の方まで歩き、振り返るとちょうどまた先ほどの間欠泉が吹き上がったところ。
大地は生き物だということをまざまざと実感した。
ゲイシールから35号線を1号線との接点であるセルフォスまで戻り、1号線を東に進む。
宿泊地Hella(ヘトラ)までゲイシールから98km走って、初日のドライブを締めくくった。
空港でレンタカーを借りてから、宿泊地まで283km。初日からよく走りましたが、翌日は今回の旅で一番長く走る予定です。
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