2018.08.14 東九州旅4日目(3) 大分市内の神社とお城 [国内旅行]
別府からの電車を大分で14時半頃に下車し、再び大分の街に出て来た。
大分駅からバスに乗って10分弱の春日神社前で下車。
奈良時代天正年間とも平安前期の国司・藤原氏が奈良から勧請したとも言われている歴史の古い神社である。鎌倉時代以降は守護・大友氏に厚い崇敬を受けて大分府内城の宗廟の役割を果たしたものの、戦国時代に島津氏に攻められてことごとく過去の記録まで焼き尽くされるという出来事まで経験している。
境内社もしっかりしている。
扁額の題字は東郷平八郎によるもの。
戦時中に米軍の空襲で社殿が焼けたとのことだが、扁額は無事だったということか。
御朱印は授与所でいただいた。
バスで大分銀行本店まで戻る。近くには煉瓦造りの古い建物。
2013年7月以来5年ぶりの大分府内城である。
あれ???
以前ここにあった大分県の文化ホールが取り壊されて何もない状態。
天守閣再建???
と思いきや、夜にプロジェクションマッピングが開かれるとのことだった。
写真を撮ったこの左側に大分府内城に関する展示がされているプレハブ小屋がある。
日本100名城のスタンプは大手門に置かれていて、ここで押した。
大分府内城の堀に大分県の道路元標が置かれている。
明治維新後、城内に県庁が置かれて、廃城以降もここが大分の中心になっていた。現在、県庁は堀の外に移転している。
大分駅に戻り、駅ビルの最上階へ。
ここには鉄道神社が置かれているが、歴史があり、しかも前日に参拝して御朱印をいただけなかった柞原八幡宮から勧請したれきっとした神社である。
売店で御朱印をお願いしたら、しばらく時間がかかるということで、御朱印を預けて大分駅の屋上で休憩。
とにかく暑かったので、かき氷で涼をとった。
4年前は工事中だった駅前広場がこの通り整備されて綺麗になった。
駅裏側は落ち着いた感じ。前日訪問したマイメロカフェはまっすぐ伸びる通りを5分ほど歩いたところ。
駅ビル屋上には他に、中国風の塔が立っていたり、ミニ鉄道が走っていたり、遊べて休めるところである。
今回、大分で描いていただいた神社の御朱印はこの2つ。
鉄道神社でここまでしっかり書いていただけるとは思わなかったが、ありがたいものである。
17時過ぎて別府の旅館に戻る。
大分からの電車は国鉄時代からの415系で、常磐線では既に全廃になっている形式である。
この車両が見られるのも後何年だろうかと思ってしまう。
この後、別府の旅館で夜を過ごして、翌日は旅の最終日となります。
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