2018.10.13 道央鉄道旅2日目(2) 札沼線の旅 石狩当別から浦臼まで [国内旅行]
北海道新聞本社前に掲示された、この日の新聞記事。
一面に札沼線の一部区間の廃止を沿線自治体が受け入れ表明をしたことが載っていた。
なんともタイムリーな日に、その札沼線の廃止区間に乗ったことになる。
(後日追記)
2020年5月6日で廃止という記事が出ました。
札幌からの電車が7時19分に石狩当別に到着。
7時45分発の列車が既に別のホームで待っていて、乗れる状態だったので場所を確保。
札幌から6両の電車だったが、ここからは1両のワンマンディーゼルカーになる。
7時38分、隣のホームに札幌からの電車が到着して、乗客がさらに流れてきて、わずか1両しかない車内は立つ人もいるぐらいの多くの乗客でいっぱいになった。
石狩当別から北海道医療大学までの車窓を動画で。
この区間までは廃線の対象外になっているが、当別の市街地を抜けると北海道らしい景色の中に入る。
本中小屋~中小屋の稲刈り後の景色。
知来乙(ちらいおつ)から石狩月形までの車窓。
少しだけ開けた街の中に到着する。
駅前に農業倉庫があるところがいかにも北海道らしい。
かつては、ここから貨物列車に農産物が積み込まれて全国各地に出荷されていたのだろうけど、トラック輸送が主流になって、貨物列車はとうの昔に廃止されている。
8時17分、石狩月形に到着。
停車時間23分ということで、運転手に切符を提示して一旦駅の外に出てみる。
早くもストーブが準備されている。冬の訪れを感じさせる。
この駅で豊ヶ岡駅のご当地入場券を購入した。それにしても何故、石狩月形ではなくて豊ヶ岡なのだろうか。
駅前のバス停を見ると、札幌に行く列車の本数より、岩見沢に行くバスの本数の方が多い。
ただ、朝晩に集中していて、通勤通学に合わせたダイヤといった感じがする。
石狩月形で23分停車の間に、浦臼(うらうす)からの一番列車が入ってきた。
石狩月形8時40分出発。
次の豊ヶ岡までの車窓を動画で。
月形の市街を抜けるて豊ヶ岡は森の中。
豊ヶ岡の次の札比内(さっぴない)まで来ると、再び石狩平野の農地の中を走る。
晩生内(おそきない)から札的(さってき)までの車窓を動画で。
こんなに閑散とした区間に「学園都市線」という愛称がつけられているのは何だか違和感がある。
札的から浦臼までの車窓を動画でどうぞ。
石狩月形から浦臼までは1日6本走っている。
話が長くなってきたので、浦臼から新十津川までの話は次のページで書きます。
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