2019.01.14 愛媛城巡り3日目(2) 道後温泉周辺の神社寺院 [国内旅行]
湯築城の後、温泉にもう1度浸かりたい相方と別れて、私一人で道後温泉周辺の神社寺院巡り。
湯築城から歩いて15分ほどの石手寺へ。四国霊場の51番札所である。
道後温泉に近いお寺というだけあって、ものすごく賑わっている。
参道沿いにお店も並んでるし。
山門を抜けると、
右手に三重塔。
境内には様々なお堂が並び、それぞれに参拝。
お寺自体は奈良時代に行基が仏像を奉納したのが始まりで、のちに空海が訪れて真言宗のお寺になったとのこと。
納経所で3種類の御朱印をいただいた。
石手寺から道後温泉側に戻って、伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)の階段を上る。
「八幡宮」の扁額がかかった門の前で参拝。
八幡造の社殿は全国でも珍しいらしく、石清水八幡宮、宇佐神宮、柞原八幡宮しかないらしい。
平安時代の延喜式にも載るぐらい歴史の古い神社でもある。
伊佐爾波神社の階段の上から眺める。
この先に市内電車の道後温泉駅がある。
伊佐爾波神社の参道を道後温泉駅に向かって歩いている途中にあるのが湯神社。
ちょうどお祭りやってる最中で、参拝客が半端なく多かった。
この神社も伊佐爾波神社と共に古い歴史があり、延喜式にも登場する。
湯神社は小高い丘にあって、社殿裏手からは道後温泉本館が目の前に見える。
さすが夏目漱石「坊ちゃん」の舞台。
次に向かった先は、道後温泉の裏手に位置する松山神社。
江戸時代に入って伊佐爾波神社の一角に徳川家康を祀る祠を建てたのが始まりで、後に東照宮としてこの地に遷座。社殿は久能山東照宮を参考にしているという。明治時代に菅原道真も合祀して松山神社と改称したという。
松山神社の参道の階段から松山城が見えた。
道後温泉駅そばの稲荷神社。
無人の神社で、電車の留置線が参道を寸断している。
今回いただいた神社の御朱印。
伊佐爾波神社は書き置きの紙での対応だった。
松山神社は東照宮とも書いてある。
伊予柑の足湯。
ゆず湯は聞いたことあるけど、こんなの初めて見た。
これにて、松山での行程を終了して空港へ・・・という予定だったが、飛行機の出発が1時間半遅れることがわかり、最後にもう1つ訪問することにした。
道後温泉駅から移動。
向かった先は大街道から歩いて数分の坂の上の雲ミュージアム。
司馬遼太郎の小説で、数年前にテレビドラマ化もされた歴史小説である。
この話によって秋山兄弟のことも知ったし、当時の歴史も知った次第である。
このドラマまた再放送してくれないかなぁと思う。
こうして3日間の愛媛旅はこれにて終了。
今回も予定通りの内容をこなし、また予定以上の成果だったと思う。
松山周辺には他にも神社寺院がいくつもあるのでまた訪問してみたいし、いつか松山から瀬戸内海を渡って広島や柳井まで行ってみたいというのもある。また数年後に計画して実行することにしよう。
次のページから長崎3日間の旅に入ります。
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