2019.02.10 長崎旅2日目(3) 雲仙市御朱印巡り [国内旅行]
諫早市役所前からバスに乗って、島原半島の西側を進む。
対岸は長崎市。長崎県は海岸線が相当入り組んでいて、実は北海道の海岸線より長崎県の海岸線の総延長の方が長いそうである。
諫早市役所からバスで30分ほどの雲仙市千々石町の橘神社前で下車。
バス停を降りて目の前に大きな鳥居。右側にはこの街出身の橘中佐の像が立っている。
正月には鳥居の前に鳥居よりも高さのある門松が立つのがここの名物らしい。
春になると桜が美しそうな参道である。
昭和15年創建と、比較的新しい神社である。と言うのも、千々石町出身で大正天皇の皇太子時代の教育係を務め、日露戦争で戦死した陸軍中佐を祀っている。
振り返ると、真正面に海が見える眺めの良い場所だった。
千々石町内にあった橘中佐の生家もこの神社に移設されている。
家系図を遡れば楠木正成にたどり着くという由緒ある家系だったそうだ。
諫早から小浜まではバスが1時間に2-3本はあるので、神社巡りにはちょうどいい。
橘神社では40分ほど時間を取ることができたので、ゆっくり回れた。
橘神社周辺は高台にあったが、次の場所へは一旦上り坂の後、ずっと下り坂になり、そして海沿いを進む。
13分ほどで小浜に到着。
ここはバスターミナルになっていて、雲仙経由で島原方面と海岸を南下するルートの乗り換え地点にもなっている。
小浜で持ち時間18分。バスターミナル周辺は、古い街並み。懐かしい看板も見られる。
バスターミナルの裏手にある小濱神社に参拝した。
周辺は温泉街で、この神社は「湯の神」として知られていたそうである。
社殿天井の龍の絵が歴史を感じさせる。
御朱印をお願いしている最中、ずっと見入ってしまった。
次のバスに滑り込みセーフ。
あれ? 長崎バスの塗装のバスがやって来た。小浜から雲仙に移動する。
湯けむりがあちこちから上がる小浜の温泉街を通り抜けて、雲仙の山道に入る。
カーブが連続する上り坂を進みながら、
時折、橘湾を右手に見ながらの移動となる。
30分ずっと上り坂の後、雲仙の温泉街に入る。湯けむりもくもく。
バスの終点は雲仙。ここで20分後のバスを待つ。
その間に、周辺の神社、寺院巡りである。
バス停そばにある温泉神社(うんぜんじんじゃ)。
こじんまりとした神社だが、雲仙の観光の拠点にあるためか、参拝客が絶えない。
御朱印も周辺の神社の分も含めて3種類いただけるが、他の神社には今回は参拝できないので、温泉神社だけにした。
そして、通りを挟んで満明寺にも参拝。
本堂の中には金ピカの大仏像。
御朱印待ちの間にしっかり拝ませてもらった。
満明寺の御朱印。金ピカの大仏は、釈迦如来だったんだな。
今回、雲仙市でいただいた3社の御朱印。
温泉神社は島原半島各地にある神社で、ここが本社である。
ここも九州総鎮守。諫早神社もだったが、そのように名乗ってる神社って、他にもあるのだろうか。
この後、雲仙から島原に入ります。
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