2019.05.03 元号跨ぎ欧州旅7日目(4) フィレンツェの夕方から夜の景色 [海外旅行]
19時過ぎのヴェッキオ橋を渡るところからこのページの話を始めたい。
道路から見る限り、どう見ても橋じゃないよな。
外から見ると、こんな感じ。
橋の上にも普通に建物が建っているため、橋の上という感じがしなかった。
橋の上の建物はジュエリーのお店ばかり。
400年以上前に肉屋や革製品の店が並んで異臭が漂っていたのを、宮殿近くに好ましくないということで、ジュエリーの店に変えられて現在に至っているそうである。
橋の真ん中だけ建物がなくて、周辺の景色を眺められる。
フィレンツェ市内を東西に流れるアルノ川を渡って、市街の南側へ。
途中、城壁をくぐって坂道を上る。
小高いところにある展望台・ミケランジェロ広場からフィレンツェの街を一望。
天気が良ければ、夕日が街全体を射して更に美しさが増していたかもしれない。
公園の名前にもなっているミケランジェロの作品であるダビデ像がここにも置かれていた。
ここのはブロンズ製。
20時を過ぎて空がだんだん暗くなり、名所の建物のライトアップが始まる。
夕方に訪れたサンタクローチェ教会も20時半に着いた時にはライトアップが始まっていた。
ここに来たのは、21時からのコンサートを聴くためである。
入場無料で、ピアノ伴奏で声楽あり、フルートあり、サックスありの室内楽コンサートだった。
教会でのコンサートは本当に音が響く。音楽ホールで聴くものとはまた一味違う響きがあって、旅の途中でコンサートがあるのが分かれば、聴くようにしている。今回も当たりだった。
配られたものは全てイタリア語。
曲目はこんな内容だった。分かる人には分かる内容です。
1時間ちょっとのコンサートはあっという間に終了。
外に出ると、空は完全に真っ暗になっていた。これで午後10時過ぎである。
サンタクローチェ教会から駅近くのホテルまで夜景を見ながら歩いて帰る。
フィレンツェは朝から晩まで、どこを見てもいい景色だった。
次の日は、ローマに向かう電車の出発前に、フィレンツェでまだ行っていないところに行きます。
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