2019.05.26 真夏の十勝旅2日目(2) 幌加駅・ぬかびら源泉郷・然別湖 [国内旅行]
タウシュベツ川橋梁の後もツアーが続く。
林道から舗装された道(国道273号線)に出て、十勝三股方面に北上する。
前日も見た第五音更川橋梁。
今回は車窓からの見学。
幌加駅があったところで車を降りた。
建物がいくつもあって、少しは賑わっているような雰囲気が写真から見られるが・・・
今は線路とホーム以外何も残っていない。
列車が来なくなると、ここまで寂れてしまうものなのだろうか。
当時は300人以上が駅周辺に住んでいたそうだが、現在は建物は一軒もなく、一人も住んでいない。
日本の限界集落の将来はこんな感じになるのだろうかと思う。
駅前から続く道は、かつては商店街だったのだろうが、この光景からは全く考えられない。
幌加駅のホームは、登録有形文化財に指定されている。
ツアーの自由時間はこんな感じで歩いて回る。
駅名標は、廃線後に新しく設置されたもの。
これだけ時代の変化を感じさせない。
幌加から十勝三股側を見ると、このように線路のない道がずっと続いている。
第五音更川橋梁までは歩けるが、現在残されている橋を渡ることはできない。
前日に車を降りて見た三の沢橋梁を今回は車窓から。
遠くに糠平湖が見えるが、この辺りでも水があまり貯まっていない。
こうして、2時間半のツアーはこれにて終了。
前回2017年10月に訪問した時とは、タウシュベツ川橋梁も幌加駅跡も全く違う景色を見ることができた。また違う時期に訪問したいものである。
前回工事中だったところが、このように広場になって、誰でも入れる足湯もできていた。
こんな場所で休憩のソフトクリーム。
気温はすでに30度を超えているのもあって、本当に美味しかった。
後で車に戻って温度計見たら、何と38度。車を日当たりのいいところに置いていたというのもあるが、北海道の山の中でこんなに上がっていたことに驚き。
止めていた車の近くにエゾシカ2頭発見。
こんな景色が当たり前なのが、北海道らしい。
クマに遭遇じゃなくて良かった。
さて、ここから車の旅再開。
前回は上士幌の市街を抜けて、士幌、音更、帯広だったが、今回は初めて向かう然別湖方面に抜けてみる。
途中の峠から糠平湖を見て、別れを告げる。
峠を越えてもずっと山に囲まれた道を進む。
対向車はほとんどいないので、落ち着いて走れる。
ただし、然別湖岸沿いの道だけは道幅が狭いので、対向車に注意してスピードを落としたほうがいい。
然別湖の駐車場で運転休憩。糠平の温泉街から22kmだが坂道と湖岸の狭い道があって30分ほどかかった。このような景色を見ると、のんびりしたくなるが、帰りの時間の関係で、次の場所にすぐに向かわなければならないのが残念なところ。
時間に余裕があれば、遊覧船乗りたかったな。
そして、然別湖から鹿追の市街に入る途中の展望台でも休憩。
展望台から十勝平野を一望できる。
ここから見て、斜め左の方角が帯広市街なのだが、全然分からない。
余談だが、ここの駐車場で、警察の取り締まりに捕まっている人がいた。坂道で知らない間にスピードが出過ぎているということがあり、あちこちで警察が取り締まりを行っているので、運転には本当に気をつけたいところである。
この後、鹿追の市街に入って、帯広まで神社巡りが続きます。
続きは次のページで。
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