2019.10.11 秋の山陰旅1日目(4) 安来の寺院と月山富田城 [国内旅行]
鳥取県の米子から隣の島根県の安来へ。
最終的に目指す場所は峨山富田城だが、その前に御朱印をいただけるお寺が2ヶ所あるということで、まずはそこに立ち寄ることにした。
清水寺(きよみずでら)へは、途中の駐車場から先は車で進むことができないので、歩いて行くことになる。
かなり広い境内のようである。
まずは根本堂まで続く長い階段。
もう1ヶ月遅かったら、紅葉で雰囲気が良さそうなのだが。
途中、精進料理が食べられるところや宿坊があったりもする。
駐車場から徒歩6分で到着。
ここは1400年以上の歴史がある今は天台宗のお寺である。
御朱印は根本堂内で書いていただいた。
根本堂奥には参院で唯一とされる三重塔が置かれている。
内部の見学は予約制。
次に目指す場所は雲樹寺。
安来市内には足立美術館という有名な美術館があって、ここでじっくりしたいものだが、ここも時間の関係でパス。次の機会には是非訪問したいものである。
清水寺から車で5分ほどの雲樹寺へ。
参道の山門は国理重要文化財に指定。
1322年創建の臨済宗の寺院である。
庭の作りがいかにも臨済宗な感じの枯山水。
雲樹寺(左)と清水寺(右)の御朱印。
雲樹寺から車を15分ほど山奥に走らせたところに安来市立歴史資料館に到着する。
ここで日本100名城・月山富田城のスタンプを押した。
歴史館にて。当時の月山富田城は麓に城下町がしっかりとできてたんだな。
月山富田城の本丸まで行く前に、麓の巌倉寺を参拝。
以前参拝した時は境内にネコちゃんがたくさんいて猫寺状態だったが、今回は不思議なことに1匹も見ることがなかった。こんな不思議なことってあるのだろうか。
境内には堀尾吉晴の墓。
月山富田城廃城後に松江城を築いて最初の城主になった人物である。
今回で2回目の月山富田城で車で来ているので、今回車で中腹まで行って、歩いて本丸を目指すことにした。
目の前に山頂の三の丸が見えてて、その奥に二の丸、本丸と続いている。
最初の広いところが山中御殿。
山頂までの道は整備されてて歩きやすいが、この先は九十九折の道が続く。
山頂への道の途中から撮影。
手前に山中御殿、奥に安来市広瀬の街並み。右奥は中海。
山中御殿から山頂までは歩いて20分。
やっと三の丸の石垣までたどり着いた。
三の丸からの眺め。
月山富田城の麓の造りはこの正面に続いている。
麓手前は山中御殿。
さらにその先は二の丸。
神社の鳥居があるが、本殿があるのは本丸で、本丸へ向かうには一度階段を降りることになる。
そして本丸跡。
ここには今は勝日高守神社が置かれている。
麓の富田八幡宮の兼務社で、前回月山富田城を訪問した時に立ち寄った富田八幡宮で御朱印をいただいた時に、この山頂の神社についてもお話を聞いた記憶がある。
今回は時間が遅くて富田八幡宮には参拝できなかったが、前回果たせなかった月山富田城の本丸まで行く目標を果たすことができてよかったと思う。
月山富田城でも御城印をいただいた。
この後、レンタカー返却のために米子駅へ。返却予定の17時半を10分ほど過ぎてしまったが、超過料金は特に取られず、これにてレンタカーの旅は終了した。
そして、再び境港へ向かった話は次のページで書きます。
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