2019.11.03 奈良京都旅3日目(1) 高取城・壺阪寺 [国内旅行]
旅3日目。桜井の宿を8時前にチェックアウトして、近鉄電車で向かった先は壺阪山。
乗り換えの橿原神宮前で一旦改札を出てコインロッカーに荷物を預け、身軽になった状態で吉野線の電車で移動した。
朝8時台の吉野行き4両編成は席が全部埋まるぐらいの乗車率で、どこかの山にハイキングに行くかのような人たちばかりだった。
壺阪山駅にタクシーが常駐していて、当初の予定通り駅から高取城の車で行けるところまでタクシーで移動。15分ほど乗って2310円。高取城へは1人で行くもんじゃないね。できれば3人ほどで一緒に。
途中通る壺阪寺から先は道が狭くて、かつ車で行ける先はマイクロバスが折り返すのも精一杯な状況。なので前回、某旅行社が企画したツアーに参加したら、2台のマイクロバスに分乗しての移動だった。大きな観光バスでは行けない場所である。
壺阪口門から城郭に入る。
階段を上った先は石垣が残る主郭の中へ。
高取城は2度目の訪問だが、よくこんなところにこんな立派な石垣のお城を築いたものである。
本丸の石垣は高さが12mにもなるという。
豊臣秀吉の時代に家臣が着任して城郭が整備されたという。
そして本丸。石垣の上は何も残っていない。
本丸からの眺めは遠くの山々しか見えない。
この方角に吉野の山々があり、その向こうは熊野地方。
かつての井戸の跡だろうか。
よくこんな山奥に石垣をしっかりと積み上げた城を残したものだと感じて、高取城を後にした。
帰りは歩いて山道を下る。
タクシーで通った車の通る道とは異なる道を通る。
高取城から30分歩いて下ると、五百羅漢を通過。
高取城跡から歩くこと45分ほどで壺阪寺に到着。
ずっと下り坂だったとは言え、結構な山歩きだった。
壺阪寺は西国三十三箇所観音霊場の第6番目。
正式名称は壺阪山南法華寺で、真言宗。
それにしても、境内には様々な仏像やお堂が並び、三重塔まである。
三重塔の前にはメガネをかたどったものが置かれている。
壺阪寺は目の観音様として広く信仰を集めてきた。
メガネ供養がされていたり、盲老人ホームが古くから境内にあったり、壺阪寺オリジナルの目薬が売られていたりもする。
壺阪寺の御朱印。高取芙蓉城と書かれているものもある。
また、ここは西国三十三箇所霊場の6番目にあたることもあり、散華もいただけた。
壺阪寺から11時半のバスに乗って、壺阪山駅の1つ手前の鶉町(うずらまち)で下車した。
バス停から数分歩いたところに高取城があった頃の城下町がわずかに残っている。
土佐街道と呼ばれるエリアである。
土佐街道にある観光案内所・夢創館で高取城の御朱印を購入した。
最近、お城の御朱印を導入するところが急に増えている感じがする。
この後、飛鳥のキトラ古墳まで1キロ強歩いて移動。午後は飛鳥を巡る旅にし入ります。
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