2020.09.21 北東北旅3日目(1) 弘前・岩木山周辺 [国内旅行]
今回の旅も3日目。
弘前駅前のホテルで朝を迎えた。
この日はレンタカーを借りて弘前から青森までの移動。乗り捨て料金もかからないということで、弘前で返却せずに青森まで一気に行くことにした。
8時半にレンタカーの営業所が開くということで、その時間に合わせてホテルをチェックアウト。
まず目指すは岩木山神社なのだが、正面に見える岩木山は中腹から雲に覆われている状態。
前日に見た夕焼けの景色のように綺麗に見える景色は期待できない。
弘前の駅前から車を運転して30分ほどで岩木山神社の駐車場に到着。
朝9時台で鳥居前の駐車場は半分以上埋まっている状態。
最初の2つの鳥居はコンクリートの白い鳥居、3つ目は木製の赤い鳥居。
楼門の前の狛犬がつかまり立ちしていたり、逆立ちしていたり。
楼門をくぐるとさらに中門、そして拝殿へ。
扁額には北門鎮護と書かれている。
神社は780年に岩木山の山頂に創建され、1091年に現在の地に下居宮としてこの地にも創建されたという。江戸時代は津軽藩の代々の藩主の崇敬を受けてきた。
境内社もいくつか。
白い上りの道を進んだところにあったのは白雲神社。
池には多くのオタマジャクシが見られた。
岩木山神社の参道にある出雲神社。
ここにも参拝して御朱印をいただいた。
岩木山神社と出雲神社の御朱印。
どちらも書置きの紙でいただいた。
岩木山神社で新しい御朱印帳を買えたらいいなと思ったが、ここでは全国一ノ宮神社用の御朱印しかないとのことだったので、断念した。
岩木山神社から少し山を下りたところにある高照神社(たかてるじんじゃ)へ。
津軽藩4代目藩主津軽信政が1710年に亡くなった後、遺言に基づいて神式で葬られて霊廟が代々整備された結果、このような神社になったのだという。
地面が滑りやすかったので、裏手の墓所までは行くことができなかったが、このような形式の神社は他に例を見ない。大抵、どこかのお寺を菩提寺としてそこの墓所で葬られているものなのだが。
境内に津軽藩が管理していた馬場の跡が残っている。
高照神社の御朱印は、鳥居斜め向かいの商店で書置きのものをいただいた。
弘前の市街へ戻る途中で立ち寄った羽黒神社。
御朱印をいただける話があったが、不在で御朱印をいただくことができなかった。
境内に水が湧いているところがあり、ポリタンクに汲んでいる人もいた。
岩木山の周辺はリンゴの産地。
このように、傷ものリンゴを1袋3個100円で販売していたので、お金を入れて持ち帰った。
正直、スーパーでは傷ものはNGだが、全然困らない傷である。自宅に持ち帰って美味しくいただいた。
移動途中に見た岩木山はだいぶ雲が取れてきた。
次に立ち寄ったのは多賀神社。
ずっと階段が続いていて、かなり歩かされるのではないかと不安になる。
さらに門を2回くぐると、正面に清水の舞台を模したと言われる社殿が見えた。
寺院として奈良時代に行基が創建した説と、平安時代に坂上田村麻呂が創建した説があり、現在の場所にこのような社殿が造られたのは江戸時代の津軽藩主によるもの。
社殿の裏手は大きな岩になっていて、その隙間から水が湧き出ている。
多賀神社・清水観音堂で御朱印を痛だる話があったが、社務所に行っても誰もいなくて御朱印はいただけなかった。
この後、弘前公園周辺をまわります。
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