2020.09.21 北東北旅3日目(3) 平川・黒石・田舎館 [国内旅行]
弘前市から平川市に移動して、ナビで指定された神社の駐車場に行くと、このように一面ハスに覆われた池に到着。猿賀公園にある鏡ヶ池というところ。
猿賀公園に隣接してあるのが猿賀神社。
坂上田村麻呂による蝦夷征伐の際の793年に祠が建てられ、807年に社殿が建てられたのが始まりという。平安時代以降は国司などの崇敬を受け、江戸時代は津軽藩主によって社殿の改修が行われるなどしたという。
先ほどのハスに覆われた池も猿賀神社の境内の一部。
池の真ん中に境内社として胸肩神社と日吉神社が置かれている。
猿賀神社から車で数分の盛美園に行ってみた。
国指定の名勝である。
入口を入ったところに、宮崎駿のサイン。
何故こんなところに? 答えはこの先の和洋折衷の建物にある。
盛美園の庭園は明治35年に9ヶ月かけて造園されたもの。
奥の建物は盛美館。明治42年に完成し、1階は和風、2階は洋風の和洋折衷の建物。
この写真で分かっただろうか。
「借りぐらしのアリエッティ」で小人の一家が借りぐらしをしていた家のモデルになった建物である。
この角度から見た方が、アリエッティの世界のイメージに近づくだろうか。
平川市から黒石市に移動する途中も岩木山は雲を被ったままだった。
黒石市に入り、黒石神社に参拝。
黒石藩の藩祖を祀っている神社で、元々は藩祖の廟だったものを明治時代に神社としている。
境内には東照宮。
弘前の東照宮が諸事情で最近になってこの地に遷座させたもの。
弘前には社殿の一部が残っている。
黒石神社の御朱印はこの日は社務所不在でいただくことができなかった。
黒石神社に続いて参拝したのは黒石神明宮。
起源は不明。安土桃山時代には小さな祠として存在していたという。
後に観音霊場の札所の一部となり、1682年に黒石藩主によって本殿・神楽殿を再興したという記録があるという。
現在の社殿は1869年の黒石の大火で焼失した後の1979年に再建されたものである。
猿賀神社と黒石神明宮の御朱印。
神社巡りを一通り終えて、青森に移動する前に田舎館の道の駅でお土産を購入。
リンゴも売っていたので袋入りを購入。
田舎館の道の駅に隣接して場外馬券売り場もある。
こんなところでまさかウインズを見るとは思わなかった。
黒石インターから高速道路を経由して青森入り。
新青森駅に隣接したレンタカーの営業所で車を返却して、弘前からのレンタカーの旅はこれにて終了した。
その後、新幹線で仙台入りして旅3日目終了。
4日目は塩釜、多賀城を回ります。
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