2020.09.22 北東北旅4日目(2) 国府多賀城・榴岡天満宮

　地元の方に多賀城を案内していただいた。ポケモンgoをするのがメインと言えばそうなのだが(笑)

　加えて、私の方は日本100名城に指定されている多賀城のスタンプを押すのと、多賀城跡の裏手にある総社宮の御朱印をいただくというのがあって、付き合っていただいた。

城跡とは言え、奈良時代から続く国府の跡と言った方が正しい。

そんなところが、今は何もない原野と言った感じである。

この日は祝日でさほど暑くない昼間だったが、歩いている人がほとんどいなくて快適に動いて回れた。

そんな城跡の真ん中に、政庁の跡が残っている。

発掘調査の結果、明らかになったのだろう。

政庁から南側に道路が延びていたようである。

こちら側は発掘調査が現在も進行中の様子。

だだっ広い城跡に小さな神社がいくつも置かれている。

多賀城神社は政庁に派遣された後の後村上天皇らを祀っている新しいものだが、多賀神社は多賀城ができる前から滋賀県の多賀大社から分霊したものである。多賀城の地名はここから来ている。

何もない多賀城の跡地と、遠くの多賀城の市街地が対照的。

多賀城を離れる前に、裏手の陸奥総社宮に参拝。

日本各地にあった国府の近くには、大抵総社宮が置かれていて、ここが陸奥国の総社だったわけだ。

狛犬の足元に小石を置くと縁起がいいのか、願掛けになるのか。

陸奥総社宮の御朱印。しっかり書いていただいた。

多賀城市のポケモンマンホールは、多賀城駅前にある。

こうして4時間ほどポケモンgoを兼ねた多賀城めぐりに付き合っていただいて、多賀城を後にした。

帰りは多賀城駅から仙石線で仙台方面へ。

帰りの新幹線までに時間があったので、仙台の1つ手前の榴ヶ岡で下車。

駅構内は楽天イーグルスのポスターばかりでロッテファンの私にはあまり気分が良くない。

榴ヶ岡駅から歩いてすぐの榴岡天満宮へ。

完全にマンションに囲まれた神社だったが、歴代の仙台藩主の崇敬を受けた由緒ある神社である。

御朱印をお願いしている間、これが引換証として渡された。

榴岡天満宮の御朱印。

以前参拝した時も見開きだったが、以前とデザインが変わっているような気がする。

それでも帰りの新幹線に余裕があったので、仙台駅のパルコに入っているポケモンセンターとジャンプショップでいい時間つぶしになった。

そして、旅の締めくくりは仙台駅の駅弁で。

ごちそうさまでした。

 

これにて東北4日間の旅は終了した。

仙台は特別編のような感じになってしまったが、宮城県のお城でまだ仙台城と白石城に訪問していないのと、松島や石巻の田代島にも行ってみたいというのもあるので、宮城県の旅はまた日を改めて行ってみたいと思う。あと、今回は城と神社がメインで行けなかったが、三陸沿岸も20年近く行ってないので、この辺りもまた機会を見つけて行ってみたいのだが。またどこかで「行くぜ!東北」な旅をしてみたいと思う。

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