2020.10.10 佐賀旅1日目(2) 呼子・名護屋城 [国内旅行]
妙見神社からバスに乗って、呼子のバスターミナルに到着したのが15時10分。
すぐの乗り換えで10分ほど乗って名護屋城入口で下車。
専用の歩道を歩いて、道を挟んで左側が名護屋城博物館、右手が城跡。
資料館入口に済州島のトルハルバンが置かれている。
それだけここは日韓交流史を重視した展示が行われているということ。
ここの博物館を訪問するのは2回目。
名護屋城と2度の朝鮮出兵と、江戸時代以降の日韓交流史をテーマにした展示が行われているが、改めて名護屋城の規模の大きさと、各地の大名が終結した周辺の陣屋が並んだすごい場所なのだと改めて実感。ただ、秀吉による朝鮮出兵は無謀な感じがあったものの、説明書きが何だか韓国側にかなり配慮したものになっているような気がする。確かに侵略なのだろうけど。前に訪問した時も書いたかな。
一通り博物館を見て回って、城跡方面へ。
ここからゆるやかな坂を上っていく。
東出丸から呼子の市街側を眺めるが、正面の森に邪魔されてよく見えない。
呼子大橋の向こうは加部島。
三ノ丸付近。
ここから馬場を通って西側の二ノ丸と中央の本丸につながっている。
石垣の崩れ具合が、歴史を感じさせる。
とにかく広い本丸。
かつてはいくつもの部屋で構成される御殿があったが、江戸時代に入って唐津城に拠点が移ったので取り壊しとなった。
本丸御殿もなければ、この先にあるはずだった天守閣も残っていない。
五層七階建ての天守閣だったという。
ここから天気が良ければ壱岐や対馬もよく見えたことだろう。
二ノ丸付近。
武器や兵糧などを保管する建物があったという。
馬場付近。
石垣の崩れ具合が歴史を感じさせる。
こんな感じで40分ほど城跡を1周して名古屋城を後にした。
小雨模様だったが風が強くて、傘をまともに挿せなくて資料ずぶ濡れ。
帰りに呼子のバスターミナルで一旦下車。
日没前に呼子の街を歩いて回ったが、どこも閉まっていて静かだった。
呼子と言えばイカが有名だが、夕食にイカを食べられるところを歩いて探したが、イカを食べられるどころか飲食店すらも見当たらず泣く泣く断念。イカを食べるなら昼食までだな。
呼子のお土産はこれで我慢。
名護屋城から呼子に向かうバスを待っている時に、向かいの道の駅で購入したものである。
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