2021.11.28 房総日帰り旅2日目(1) いすみ鉄道の旅 大原→国吉→上総中川 [国内旅行]
千葉県のJR線とローカル鉄道に2日間乗り放題のきっぷを持っていて、1日目は佐原と銚子への日帰り旅。
2日目は房総半島方面に出かけることにした。
まずは、船橋から特急「新宿わかしお」号で大原へ。
えきねっと会員なら、チケットレス指定席が自由席より10円高いだけですが、他にJREポイントが自由席以上につくので指定席の方がお得。
8時54分に大原で特急電車を降り、いすみ鉄道に乗り換え。
8時58分出発で乗り換え時間がわずかしかなく、いすみ鉄道の売店を見て回る余裕が全くなかった。
1両編成の大原発大多喜行きの車内は席が全部埋まり、立っている人も数人いるぐらいの混み具合。
ぺこぱがいすみ鉄道を応援しているんだな。
大原を出ると軒並みこんな車窓が続く。
大原から4駅移動の国吉で下車。
次の列車の時間まで周辺の神社寺院を目指して歩いて回ることにした。
国吉駅から東に歩いて数分の宝勝院へ。
安土桃山時代に当時この地にあった万木城の鬼門にあたる場所に建てられたお寺が始まり。
天台宗の寺院で、「夷隅不動尊」として知られている。
宝勝院で御朱印を書いていただいた。
次に向かった先は国吉神社。
1500年以上の歴史があり、諏訪大社の神様を祀っている神社である。
国吉神社に隣接してあるのが出雲大社上総教会。
幕末頃からの歴史がある神社で、国吉神社と管理が同じ。
国吉神社の社務所で、出雲大社と一緒に見開きの御朱印をいただいた。
国吉駅に次の列車出発の20分ほど前に戻ってきた。
国吉駅の中に鉄道ファンの心をくすぐる展示。
ロッテの国吉選手の名前が書かれたタオルがあったのも尚良し。
国吉駅の構内にJR久留里線で使われていた車両(朱色)と、いすみ鉄道がJRから分離されてから走り続けていた車両が保存展示されている。
国吉から乗った車両は、国鉄時代の古い車両を思わせるものだったが完全な新造車。
そんな列車での移動はわずか1駅だけで、上総中川で下車。
いすみ鉄道の踏切を超えたところに日蓮宗の妙泉寺。
立派な楼門が印象的で、1789年に建てられたものと思われる。
鎌倉時代が終わって南北朝時代からの歴史がある日蓮宗の寺院である。
池上本門寺の直系のお寺。
御首題は住職多忙でいただけず。
本堂前でお参りした時に天井を見上げたら、龍の絵が描かれていた。
妙泉寺から歩いて数分の本迹寺へ。
妙泉寺と同様に南北朝時代に創建の日蓮宗のお寺である。
本山は杉並区にある堀之内妙法寺。
本迹寺では様々なカラフルな御首題を用意している。
今回は写真の御首題をいただいた。
本迹寺に隣接して松尾神社が置かれている。
こちらは宮司さんのいない神社のようで静まり返っていた。
妙泉寺の踏切前にて。
この車両は昭和の国鉄時代に製造されて、JR西日本から転籍したもの。
上総中川からは、先ほど乗った国鉄時代のカラーと同じタイプの車両。
この車両で大多喜まで移動した。
大多喜で下車してからの話は次のページで書きます。
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