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2021.12.31 年末京都旅3日目(4) 勝林寺、泉涌寺など [国内旅行]

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東福寺を出て泉涌寺(せんにゅうじ)まで歩いてお寺めぐりをした話。


まずは東福寺塔頭の一華院から。

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1382年創建の寺院で本尊は白衣観音・・・となっているのだが、この日は書置きの御朱印の取り扱いのみ。リーフレットを見ると、臨済宗特有の枯山水の庭園があるなどしているので、機会があれば改めたいと思う。なお、一華院の枯山水のテーマは東西南北の四神(朱雀、玄武、白虎、青龍)である。

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一華院の書置きの御朱印。

見開きは本尊の白衣観音と四神、通常の大きさの分は左から達磨、白衣観音、朱雀。

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次に向かった先は勝林寺。ここも東福寺塔頭の寺院。

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1550年創建で毘沙門天を祀っている寺院。

本尊はご開帳の時にしか見ることができない。

境内は紅葉が美しいようで、秋のシーズン中は夜間公開もやっている様子。

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随所にお花が飾られていて、花の寺という印象が残る。

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勝林寺の方ってポケモンがお好きなのだろうか。

手水舎のお花に混ざってポケモンが集まっているのを見ると親近感が湧く。

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勝林寺の御朱印は基本的に書置きのものしかないが種類が豊富。

なかなか来れないので、今回はこれだけ選んだ。

季節柄、紅葉と冬をテーマにしたものにした。

あ、お寺の方に「ポケモンお好きなんですか?」って聞いてみればよかった。

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坂道を上ってやっと泉涌寺の大門に到着。

「御寺」(みてら)となっているのは、鎌倉時代に四条天皇を泉涌寺の敷地に埋葬しているためで、皇室の菩提寺になっている。

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大門を通って拝観料を払い、すぐ左手にあるのが楊貴妃観音像が祀られているお堂。

鎌倉時代に南宋に渡った僧が持ち帰ったもので、楊貴妃の面影に似ているという言い伝えから楊貴妃観音と呼ばれるようになったのだという。

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大門から仏殿にかけてまっすぐ延びる下りの道を進む。

枯葉が右寄りに集まっていて、左側を歩いてくださいと言っているような感じ。

仏殿内部は撮影禁止ということだが、内部には大きな3つの仏像が並べられていて(三尊仏)、運慶の作とされている。天井には雲龍図が描かれていた。

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仏殿の後ろには舎利殿。

天井に大きな雲龍図が描かれていたりするとのことだが、通常通り非公開で見ることができなかった。

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泉涌寺の御朱印は書いていただいた。

左は楊貴妃観音、右は歴代天皇の位牌を祀っている霊明殿。

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泉涌寺の大門を入ってすぐ斜め右に延びる道を進むと雲龍院。

室町時代の1372年に創建で、泉涌寺の別院という位置付け。

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境内には徳川慶喜寄進の石灯籠。

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庭園ものんびりしたくなる造り。

東福寺周辺のお寺と比べて庭園の作りが違って見えるのは、東福寺とその周辺は臨済宗なのに対し、泉涌寺と雲龍院は真言宗という宗派の違いから来ているのだろうか。

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雲龍院ではこちらの御朱印を書いていただいた。

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最後に参拝したのは今熊野観音寺。

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平安時代前期に空海が観音像を作って草堂に置いたのが始まりとされている。

また、当時の左大臣・藤原緒嗣が伽藍を配置したという話もある。

かつては京都からの熊野詣での出発点という位置付けもあった。

現在は西国三十三ヶ所霊場の15番目の札所となっていて参拝者が絶えない。

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今熊野観音寺の御朱印。散華もいただいた。

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帰りの新幹線の時間が迫ってしまい、ここでタイムアウトとなり、バス停まで直行して京都駅に戻った。

今熊野観音寺からバス停までの間に他にもお寺がいくつかある他、バス停の近くにも神社が知っているだけで2ヶ所はある。

今回時間が足らなくて行けなかったところは、次回の京都旅の御朱印巡りのテーマにする予定だ。

 

これにて京都2泊3日の旅終了。

時間が足りなくて回りきれなかったところが今回は続出した。

京都はまだ全然回りきれていない。2022年もどこかで京都に行って神社寺院をめぐってみたいと思う。

 


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