2022.02.12 冬の上川旅2日目(3) 剣淵から比布へ [国内旅行]
剣淵から比布(ぴっぷ)を目指す。
この車両は、旭川から士別まで乗ったのと全く同じものだったようである。
剣淵駅前のお店で、旭川や名寄までの切符を売っているとのことだったが、私が目指す先は売っていなかったため、列車に乗った時に整理券を取って、比布で下車の際にバスみたいに運賃箱に入れる仕組み。
和寒を過ぎると峠越えの車窓になる。
塩狩で対向列車の待ち合わせで5分ほど停車。
塩狩で対向列車が通過してから出発し、次の蘭留までの車窓を動画でどうぞ。
相手は快速列車なのにわずか1両編成とは・・・。
蘭留から比布までの車窓を動画でどうぞ。
ここからは上川盆地の雪原を進むことになる。
剣淵から比布まで37分乗って、運賃750円。
いやに高い感じがするが、それでも全然JR北海道は儲かっていないという。
12時12分に比布で下車し、列車は旭川に向けて出発していった。
比布という地名はアイヌ語の「石が多い川」という意味が語源のようだが、昭和世代に比布が有名になったのは、樹木希林と「ピップエレキバン」を販売する「ピップフジモト」の会長のCM撮影がこの駅で行われたことによる。私もこのCMで比布という街と駅の存在を知った次第である。
比布駅は駅員がいない無人駅だが、地元の名産を販売する売店とカフェが駅舎の中に入っていて、ここで昼食をとることにした。
カフェで昼食にいくら丼。
内陸の街で何故いくら??? と思うかもしれないが、鮭の仲間であるニジマスの養殖が町内で行われていて、ニジマスの卵が使われている。卵は小粒で歯応えがあり、海の鮭とは一味違うものがある。
比布駅の建物の外にポケふた。
雪の日でも撮影できるようにテントが設置されていて、ほうきも用意されていて我々訪問客にも親切に手入れがされていた。
昼食後、比布駅から歩いて神社を目指す。
比布の市街地も士別や剣淵と同様に雪に覆われた状態。
比布と旭川の間はJRの列車よりバスの方が本数が多い。
比布駅から歩いて向かった先は比布神社。
明治時代に町内に小さな祠が建てられたのが始まりで、大正15年に現社殿が建てられて、何度かの改築を経て現在に至っているという。
社殿の古さは上川管内では上川神社に次ぐものだという。
比布神社の御朱印。
この日の神社巡りで御朱印帳に直接書いていただいたのはここだけだった。
比布神社から比布駅に戻ったら、ちょうど稚内行きの特急サロベツ1号が通過していくところだった。
比布駅のカフェにぽけふたグッズも売られているので、記念に買っておきたい。
こうして、2時間滞在した比布の街を後にして、旭川方面へ。
続きは次のページで書いていきます。
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