2022.04.10 春の広島旅2日目(1) 平和記念公園 [国内旅行]
広島2日目。広島駅近くのホテルからスタート。
広島駅は将来、駅ビルの中に市電を乗り入れさせるための工事が行われていて、建物から作り直しているところ。完成した時にまた見てみたいものである。
広島駅から広島港行き1番の広電に乗って袋町で下車。
この道を直進して平和大通りとの交差点にある白神社(しらかみしゃ)に参拝した話は次のページで。
白神社から平和大通りを西に進み、元安川を渡る。
広島平和記念資料館に到着。
南側から見ていて、横に長い建物が本館で、左は国際会議場。本館の右側に東館がある。
展示品の撮影は一部を除いて禁止なのでここで写真を紹介できないが、原爆の恐ろしさは実際に展示を見てみないと分からないと思う。ここを訪問するのは35年ぶりで、当時は原爆の被害を受けて皮膚が爛れた状態で歩く人の人形が置かれていたりしてリアルさがあったが、今の展示はソフトになったような気がする。それでも原爆の恐ろしさを感じる内容が多く展示されていることには変わらない。
本館の通路の途中で外を眺められるところがあって、そこから平和記念公園を見る。
8月6日にはここにテントが設けられて、その下で平和記念式典が行われる。
最後は世界各地の核廃絶に向けた動き。
今回広島を訪問した目的は、ロシアによるウクライナ侵攻で核使用の可能性が高まっている感じがして、核の使用の恐ろしさを改めて認識しようと思ったためである。
2時間近く資料館にいた後は、平和記念公園を原爆ドームの方向に歩く。
平和公園になっているところは元々は広島の繁華街でもあったところ。
そのためか、様々な記念碑などが公園内あちこちに見られる。
今は平和公園内にある韓国人慰霊碑。
朝鮮系の人たちも多くが原爆の被害を受けていて、元々は平和公園の外に設置されていたもの。
漫画「はだしのゲン」でも朝鮮人が登場しているし。
原爆子の像。
原爆に遭って10年後に急性白血病で亡くなった佐々木禎子さんや原爆に関連して亡くなった子供達の慰霊をするための場所。千羽鶴を折れば願いが叶うという思いはここからきていて、千羽鶴を捧げる人たちが絶えない。
元安川の対岸に原爆ドームというところまで近づいてきた。
何日か前にここでオオサンショウウオが保護されたという話もあったかと思う。
原爆ドームの前でロシアによるウクライナ侵略反対の集会が行われていた。
ロシアの行為は許されないという気持ちはわかるが、通行の邪魔になっていることは考えて欲しい。
前夜に訪れた原爆ドームを昼間に見るとこんな感じ。
この後は、世界平和を願っての神社巡りの話です。
コメント 0