2022.04.29 南紀・三重旅1日目(2) 阿須賀神社から鬼ヶ城まで [国内旅行]
名古屋からの特急列車を新宮で降りて、ここからはレンタカーでの移動になる。
まず最初に向かったのは、新宮駅から車で数分の阿須賀神社。
孝昭天皇という第5代天皇の時代創建となっていて、かなり古い時代から存在することになる。
熊野の神様を祀っていて、熊野詣のルートにあるため、世界遺産の熊野古道の構成に入っている。
東京北区の飛鳥山はこの神社が由来とのこと。
阿須賀神社でいただいた御朱印。
古代文字の限定御朱印がいくつか用意されていて、そのうちの1種類を今回選んだ。
また、新宮城の御朱印も阿須賀神社でいただけるが、新宮城へはこの時土砂降りで歩きにくい状態だったので翌日行くことにした。
次に向かった先は熊野速玉大社。
土砂降りの中、参道を進む。
熊野三社の一つで、熊野詣で欠かせない場所の一つである。
近くの神倉神社が熊野の神様が最初に降りた場所とされ、後に3つの神社に祀られるようになったという。
熊野速玉大社で神倉神社の御朱印もいただいた。
熊野速玉大社から熊野川を渡って三重県に入り、次に向かった先は花窟(はなのいわや)神社。
森の中の参道を通り抜けると建物にたどり着くが、参拝する場所はさらに進んだところにある。
社務所はこの建物の中。
神社に必ずある社殿が存在しない珍しいタイプの神社である。
玉垣で囲まれた拝所の後ろに高さ45メートルの岩壁。
ここも世界遺産・熊野古道の構成の一つとなっている。
花窟神社の御朱印。
書いていただいたものは6年前に参拝した時とあまり変わらないが、朱印のデザインが若干変わったような気がする。見開きは今回初めていただいた。
次に向かった先は、花窟神社から海岸線に沿って北に数キロ進んだ鬼ヶ城。
海に面した遊歩道を歩いたが、とにかく土砂降りで、あちこちで小さな滝ができていた上に水溜りがずっと続いている状態で靴が浸水してしまった。
鬼ヶ城は熊野灘の波の侵食などで出来上がった景色が続くところである。
この先もしばらくこのような景色を見ながら進むことができるが、土砂降りで濡れるだけだったので今回はこれ以上進むのを断念した。
鬼ヶ城にも御城印が用意されていたので購入した。
熊野市のポケふた(ポケモンのマンホール)が鬼ヶ城の遊歩道に設置されると聞いていたが、訪問時点ではまだ設置の工事すらも行われていなかった。またどこかで熊野詣をすると思うので、その時には見てみようと思う。
この後、内陸の紀和町の城跡に行き、泊まりは和歌山県側に入って湯ノ峰温泉へ。
続きは次のページで書きます。