2018.07.11 北の国への旅5日目(2) アイスランド北部の景色 [海外旅行]
アイスランド東部のセイジスフィヨルズルからエイジススタジルまで戻り、再びリングロードの1号線を走行する。この日の宿泊地のアークレイリまではストレートに行くと残り266km、しかし寄り道をするのでさらに多くの距離を走ることになる見込み。
エイジススタジルの街を過ぎると、標高が少し高いところを緩やかに上下しながらアイスランド北部内陸部を進んでいく。
相変わらず、車の走行はリングロードの1号線なのにほとんどない。
うわっ!!! 羊が路上にいる!!!
こういうことがあるので、スピードを出してても常に気をつけなければならないのだ。
宿泊地から153km地点のRjúkandafossという滝で休憩。
複数の滝を同時に見ることができる。
左右にカール状の山々が続いていたと思ったら、今度は大平原の中に火山の名残のような山々が見える中を走行する。
そして再びカール状の山々。この景色の繰り返しである。
宿泊地から228km地点の休憩所にて。小さな草花がちらほら咲いている程度の何もない場所。
本当に地球の果てに来たような気分になる。
230kmを過ぎたところで、1号線から外れて864号線に入った。
これがこの日の行程の大誤算。この先に大きな滝があるのだが、道路は完全な未舗装路。
ガタガタ言いながら前進するが、1号線のようなスピードが全然出せない。60km/h程度になってしまう。こんな時、ヤリスじゃなくて、ランクルだったら楽だっただろうな。
後で知ったのだが、1号線を更に西に進んだところに862号線があって、こちらは舗装された道だった。よく調べてから向かえばよかった。
264km地点で車を止めて、滝を目指す。
周りは灰色の岩石に囲まれて、草木はほとんどない状態。
そんな中を遠くでドーッと水が激しく流れる音がする。
Dettifoss(デティフォス)という滝。
水の色も岩石と同じ色をしていて奇妙な感じがする。
この水が北の方角に流れてアイスランド島北部の海に流れ着く。
滝のそばまで行けるが、柵がなくて危険を感じる。風がある時や雨の時は近づかないほうがいい。
対岸にも展望台があるが、こちらは862号線を経由すれば到着する。途中に橋がかかっていないので対岸に行くには一度1号線まで戻らなければならない。
864号線に戻り更に北進する。
このような未舗装路の走行は道路がガタガタでスピードが出せないので正直うんざりする。
290km地点でやっと未舗装路から解放されて85号線に入り、西に進む。
デティフォスから流れている川をここで渡るが、地方の橋らしく片側交互通行である。
292km地点の景色。
この先はアスビルギという渓谷になっているとのことだが、ホテルのチェックインの時間があるので、ここはビジターセンターからの眺めで終了。
ビジターセンター近くのガソリンスタンドで給油して、ついでに売店に立ち寄ったらおかきが売られていた。これが200kr程度で比較的安い。アイスティーと一緒に購入して、夕方の旅のお供に。
アイスランド北部の海岸沿いを進む。
大きな工場のそばを通過。なんの工場だろうか。
こうして、353km地点のHúsavík(フーサヴィーク)の街へ。時間は17時を過ぎていた。
この日の宿泊地アークレイリまでは、次のページで書きます。