2018.08.13 東九州旅3日目(4) 臼杵石仏 [国内旅行]
臼杵駅を降りると目の前にあるのは石仏のレプリカ。
そして、前のページにも書いた龍原寺を参拝した時も、「石仏行かれましたか?」とも言われたし。
それぐらい臼杵石仏は観光の目玉なのである。
臼杵石仏へ行くバスは臼杵駅から出ているが、臼杵城や福良天満宮などの市街を歩いて周り、駅まで戻るの大変なので、バスが経由する中心街の辻から乗車。
お盆休み期間で、バス会社によってこの日は土曜ダイヤだったり、平日だったり。ややこしい。
それと、佐伯市内のバスで使えたSuicaが、臼津交通のバスだと現金でしか払えないの勘弁してほしいな。
15分ほどで臼杵石仏に到着。
ここから約800mの石仏が続くルートを進む。
まずは九品(くほん)の弥陀像から。
平安時代末期頃の作とされている。
阿弥陀三尊像。平安後期の作とされている。
2番目の部屋にて。下右側の11体並んでいる像は鎌倉時代の作とされ、それ以外は平安後期から末期の作とされる。場所によって時代が大きく異なる。
通常のコースから一旦外れた山の上にある五輪塔。平安末期の作で法華経を納めるために造立されたと言われている。
日吉社へ向かうルートもあるが、今回は行かなかった。
山王山石仏。こちらも平安後期の作。
最初に見た石仏群の場所を見ると、このようにどこも屋根で覆って石仏を保護している。
古園石仏。以前は仏塔が落ちて台座の上に安置された状態だったが、修復して元に戻った。
平安後期の作。
石仏群の前はのどかな風景が広がっている。
正面にお寺、右手にハス田。
石仏群の正面に位置する満月寺に参拝。
臼杵石仏を守護するお寺で、入口の歴史を感じさせる仁王像にも注目。
お寺の前にはハス田が広がる。
気持ち良く寝やがって(笑)
遠くに見えるのは古園石仏の屋根。
臼杵石仏と満月寺の御朱印。
どちらも書置きの紙でいただいた。
臼杵石仏の御朱印は、バス停前のおみやげ屋さんで店員に話せば出してもらえる。
帰りのバスの車窓から。
地面に半分埋まった鳥居は「深田の鳥居」と呼ばれ、室町時代の作とされる。
臼杵石仏は、平安時代後期から鎌倉時代の作とされているが、どのような意図でこの地に作られたのかは全くわからないという。そして、30年ほど前の修復作業で整備されて国宝に。大事にしてほしいものである。
この後、臼杵駅から大分駅へ。大分での話を次のページで書きます。