2019.05.05 元号跨ぎ欧州旅9日目(3) ローマ あの映画の舞台などを歩く(2) [海外旅行]
ローマの街歩きも最後になりました。
パンテオンから西に移動すると、賑わいがある教会を発見したので入ってみた。
サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会。
フランスの守護聖人を祀る教会で、美術館のような雰囲気も漂っている教会だった。
そして、前夜も訪問したナヴォーナ広場。
ここは昼夜問わず人が多く集まっていて賑やかである。
正面の教会にも入ったが、ここは内部撮影禁止。ここも美術館のような雰囲気である。
再びパンテオンの前を通過して、今度は北東の方角へ。
日曜午後3時半ということで、周辺の通りはどこも人が多い。
こういうのをオーバーツーリズムの状態を指しているのだろうか。京都も何も対策しないとこんな状態なんだろうな。
かつて神殿があったところのようである。
そして、今回の街歩きの大名所の一つ・トレヴィの泉に到着。
ものすごい人、人、人。
京都で言う昼間の金閣寺や清水寺ぐらい人が多く集まっていて、世界的な名所である。
トレヴィの泉を動画でどうぞ。
願いを叶えるために、コインを投げる人が見られる。これも映画の影響なのだろうか。
さらに歩いてスペイン広場へ。
フランスの大使の援助で造られたが、近くにスペイン大使館があることからこの名前になったのだという。ここも映画の舞台だからか、世界的な名所である。
さて、帰国の時間が近づいてきたので、ここから荷物を置いてるホテルに戻るために地下鉄に乗ろうと思ったのだが、駅の入口に工事中で電車は通らないとの張り紙(涙)
代行バスも近くを走っていないようで、急いでバスが通ってそうな通りまで出て、なんとかバスに乗ってローマ・テルミニ駅まで出ることができた。工事で駅を閉鎖して電車が来ないなんて、日本では考えられないことである。
ホテルで荷物を引き取ってローマ・テルミニ駅からレオナルド・エクスプレスで空港へ。
3両編成の自由席だが、時間帯のせいか混雑していてぎりぎり補助席に座ることができた。歩き疲れた中で30分座れたのは大きかった。
ローマの空港で、アシアナ航空のチェックインカウンターまではかなり歩かされる。
更に、チェックインした後で出国のゲートまでは逆にかなり引き返す感じになって、空港の構造に疑問を感じてしまう。
こうして21時過ぎにローマを出発して一路仁川へ。
次のページで今回の旅行記を締めくくります。
2019.05.05 元号跨ぎ欧州旅9日目(2) ローマ あの映画の舞台などを歩く(1) [海外旅行]
コロッセオからはローマの街を歩き回る旅。
この窪地はチルコ・マッシモ(Circo Massimo)という円形の競技場跡。
競技場ということで、横長の窪地。長さ620m、幅120mで、このような形は、今の陸上競技や競馬場の作りに繋がっているんだろうな。
バス停の向こうの教会に、長い列ができていたので並んでみた。
列の先には、このようなものが。
この「真実の口」に手を入れて記念撮影をする人の列ができていて、私のような一人旅でもスタッフにお願いして写真を撮ってもらうことができた。
映画「ローマの休日」で、嘘を言った人がこの口に手を入れると食べられてしまうという言い伝えが紹介されていて、それを再現する人が多いこと。
「真実の口」があるのは、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会。
各地にある大聖堂とは違い、簡素な教会だが、装飾画は見事である。
ローマって、内陸の都市なのに、カモメをよく見かける。
歴史的建造物なんて全く興味ないんだろうな。
というわけで、歩いていたらフォロ・ロマーノの裏側にやってきた。
正面奥にコロッセオが見えるが、そこから大きく時計回りに回ってここまで来たことになる。
そして、カンピドーリオの丘まで来た。
正面にローマの市役所。
何でローマの彫刻って、○んこ丸出しのが多いんだろうって思う。
サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会。
ローマの中心街にあるからか、規模はさほど大きくなくても装飾が美しい。
ヴェネチア広場と、ヴィットリアーノ。
1911年完成ということで、意外と歴史が浅い。イタリアの統一を記念して建てられたものだという。
ヴェネチア広場からさらに北上すると、大きな円形の建物がある。
円形の建物にくっついてローマ時代の神殿風の建物。全て総称でパンテノン。
西暦118年に完成で、当時の形をそのまま残している貴重な建物である。
パンテオンの中は、だいぶ修復している感がある。
中は礼拝堂なのだが、他の教会に見られがちなドームに天井画はここでは描かれていない。
この後も、ローマの街を歩き続けます。
2019.05.05 元号跨ぎ欧州旅9日目(1) ローマ コロッセオと周辺の遺跡群 [海外旅行]
朝8時過ぎにホテルをチェックアウトして、地下鉄で移動するところから話はスタート。
日曜日の朝ということで、地下鉄の車内はガラガラである。
ローマの地下鉄って、地上を走るイタリア鉄道と同じで、左側通行なんだな。